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2020年3月の家電出荷額は6カ月連続のマイナス、2019年度は2018年度に次ぐ高水準
2020年4月20日 18:00
日本電機工業会(JEMA)は、民生用電気機器における2020年3月の国内出荷実績を発表した。出荷金額は、前年同月比10.4%減の2,189億円で、6カ月連続のマイナスとなった。
製品別の前年同月比と出荷額は、ルームエアコンが8.8%減の735億円で6カ月連続のマイナス、冷蔵庫は13.5%減の419億円で2カ月連続のマイナス、洗濯機は20.3%減の312億円で4カ月連続のマイナスとなった。
また、2019年度全体の出荷額は前年度比0.5%減、5年ぶりのマイナスとなったが、民生用電気機器全体では2018年度に次ぐ高水準だという。要因としては、2019年7月は天候不順の影響を受け落ち込んだものの、梅雨明けからの猛暑や消費増税にともなう需要増が背景にあるとしている。