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ダイソン、間接照明やスポットライトなど4通りの照らし方ができるLEDライト ~GPSで現在地の自然光に合わせて明るさを自動調整

 ダイソンは、1台で4通りの照らし方ができるLEDライト「Dyson Lightcycle Morph ライト(ダイソン ライトサイクル モルフ)」を発売した。デスクライトとフロアライトの2機種をラインナップ。同社公式オンラインストアの直販価格は順に72,600円、97,900円(税込)。

Dyson Lightcycle Morph ライト

 ヘッド、アーム、支柱の接続部がそれぞれ360度回転することで、4通りの照らし方ができるLEDライト。現在地の自然光に合わせて調光・調色ができる「Dyson Lightcycle デスクライト」の技術を搭載。GPSに基いた独自のアルゴリズムにより現在地の自然光をトラッキングし、60秒ごとに色温度と明るさを調整する。

 ヘッドを回転させて壁に光を当てることで、柔らかく反射した光による間接照明を楽しめる。またヘッドはマグネット式になっており、支柱とドッキングすることで支柱全体が光る仕組み。網状の支柱はオレンジフィルターを搭載しており、網目の細かな穴を通った光がリラックスしやすい空間を演出するという。このほか、作業用ライトやスポットライトのような照らし方もできる。

壁に光を当てると間接照明になる
ヘッドを支柱にドッキングさせてリラックス空間を演出

 スマートフォンアプリ「Dyson Link」と連携することで、年齢調整機能を利用できる。65歳以上の人は、20歳以下の人と比べて最大4倍の光が必要と言われており、同機能ではアプリに入力された年齢に基づいて明るさを補正する。このほか、アプリには学習モードや起床モードなど、シーンに合わせた照明設定が事前にプログラムされている。

 またLEDは過熱すると劣化や変色することがあるため、長期的に使用すると光の質が落ちてしまう恐れがあるが、同製品は真空の銅管を用いて熱を逃がす冷却技術を採用し、明るさと光の質を最長60年間保てるという。

 光束は850lm。演色性は90Ra。照度は1,546lx。

 Dyson Lightcycle Morph デスクライトの本体サイズは、414.4×200.2×523mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.50kg。本体カラーはホワイト/シルバー、ブラック/ブラック。

 Dyson Lightcycle Morph フロアライトの本体サイズは、465.1×301.6×1,250.6mm(同)。重量は6.10kg。本体カラーはホワイト/シルバー、ブラック/ブラック。

LED光の明るさを長期間保てる冷却技術を採用