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エレクトロラックス、オフィスを移転し労働環境や働き方を見直し ~ショールームもリニューアル

 エレクトロラックス・ジャパンは、港区芝公園にあったオフィスを3月16日に移転することを発表した。新オフィスの所在地は、東京都港区虎ノ門4丁目3番20号神谷町MTビル2階。移転に伴い、ショールームもリニューアル。プレミアムブランド「AEG」のショールームは、キッチンデザイナーの和田 浩一氏がデザインした。

AEGの新ショールーム「AEG Taste&Care Center」
デザインを手がけたキッチンデザイナー・和田 浩一氏

 移転した新オフィスでは、フリーアドレス制度やテレワーク(自宅勤務)を導入。部門を超えたコミュニケーションをしやすくし、労働環境の整備や社員のQOLの向上を目指すとしている。

 また環境に配慮し、社内に自動販売機を設置せず、来客用の飲み物にはペットボトル飲料を使用しないとする。このほか、社員が健康的な環境で働けるように自社製品を積極的に活用していく。

 同社は、親しい人達とコーヒーを飲むひと時を楽しむスウェーデン文化「Fika」の考えを取り入れ、定期的に社員同士のコミュニケーションを深める機会を設けることで、仕事の生産性や職場の満足度を高める試みも実施する予定だという。

 新ショールーム「FIKA LOUNGE」は、木目調の壁とブランドカラーを採用。北欧ブランドである同社製品を自宅で使っているイメージが湧くように展示しているという。

 さらに、同社のプレミアムブランド「AEG」のショールームのリニューアルデザインは、キッチンデザイナーの和田 浩一氏が手がけた。

 同氏によると、ショールーム空間のパーツに素材や表情の違う黒色を採用することで、AEGの赤いロゴマークが浮かび上がるように強調され、ビルトインされたキッチン家電が主役になるという。

 AEGの新ショールーム「AEG Taste&Care Center」では、全ての製品を体験可能で、オーブンなどの講習会を定期的に実施している。技術展示エリアには透明扉食洗機、透明オーブンなどを用意し、製品内部に搭載しているテクノロジーを見られるという。

新オフィスは港区虎ノ門に構える