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充電不要で利用できる、リチウムイオン電池非搭載の「ジャンプスターター」
2020年3月5日 00:00
GenHigh(ジェンハイ)は、リチウムイオン電池非搭載でスーパーコンデンサ(キャパシター)を搭載した次世代ジャンプスターター「Autowit ジャンプスターター」の支援募集を、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で開始した。本体を購入可能な支援額は3月4日19時時点で、12,640円~。発送は4月末を予定している。一般販売予定価格は15,800円(いずれも税込)。
スーパーコンデンサが車のバッテリーに残された僅かな電力を集電し、2~3分間でエンジンのスタートに必要な電力を作り出すジャンプスターター。バッテリーに少しも電力が残っていない場合は、他の車のシガーソケットやmicroUSB端子から電力を取り込み増幅させて使用可能。
リチウムイオン電池を使用していないため、事前に充電がいらないほか、使用可能な環境温度は-40℃~70℃と幅広い点が特徴。夏のドライブや冬のスキー旅行といった極端な温度環境の下でも使用できるとする。このほか、発熱、破裂、爆発および火災などが起こる恐れがなく安心・安全だという。
耐久性にも配慮し、寿命は20年以上、エンジンのスタートを頻繁に繰り返しても100万回以上使用できるとしている。
本体サイズは、115×45×265mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,060g。最大使用電圧は15.5V、ピーク電流は800A。
【お詫びと訂正】
記事初出時、使用可能な環境温度を「40℃~70℃」と記載しておりましたが、正しくは「-40℃~70℃」になります。お詫びして訂正いたします。