セイコーウオッチ、SIIとウオッチ事業を統合し4月1日に新体制スタート

　セイコーウオッチは、2019年に発表していたセンコーインスツル(以下、SII)のウオッチ事業移管について、2020年4月1日より新体制をスタートすることを発表した。

　事業統合前は、セイコーウオッチ・SIIともにセイコーホールディングスの100%子会社として、グランドセイコー、セイコーブランドを中心とするウオッチ事業の企画・開発から販売までをセイコーウオッチが、メカニカルウオッチを主とした製造・調達関連をSIIが担当し、両社間で連携して推進してきた。

　今回の移管・統合により、SII子会社の製造拠点運営を含むウオッチ製造・調達関連業務をセイコーウオッチにて統括することになった。体制の一元化、意思決定を迅速化することで、さらなる事業拡大と収益化の向上を図るという。