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パナソニック、4K高精細タッチスクリーン液晶ディスプレイ「電子黒板」"JOINBOARD" 2機種

 パナソニックは、学校現場を中心にさまざまな用途で使用可能な4K解像度のタッチスクリーン液晶ディスプレイ「JOINBOARD」を2020年2月に発売する。今回発売するのは75V型のTH-75BQ1Jと65V型のTH-65BQ1Jの2機種。価格はオープンで、市場想定価格は順に約140万円、約60万円(ともに税抜)。

4K解像度のタッチスクリーン液晶ディスプレイ「JOINBOARD」

 いずれも、4K(3,840x2,160画素)の高精細タッチスクリーン液晶ディスプレイ。入力切替/ペンツール/ズーム/音量など、画面上に常時表示できるメニューバーに加え、パソコン操作への切り替えを容易にする「機器操作モード」を搭載した点が特徴。内蔵ホワイトボード機能による画面への書き込みと、デジタル教科書などのパソコン操作の両立を実現。ストレスのないタッチ操作を可能にしたとする。

 描画ツールは、アイコンデザインをより分かりやすくし、視認性を向上させた。文字と合わせて表示することで、直感的な操作を可能にし、スムーズな授業進行をサポートするとしている。

 また描画ツールには、スタンプ、図形、背景など、多数のコンテンツをプリインストールし、用途に応じた使用が可能。グループワークなどに便利な「比較モード」や「タイマー機能」を搭載し、最大9画面に分割して複数の資料を比較表示するという。

 さまざまな色覚を持つ人々に正しく情報を伝えられ、色覚の個人差を意識することなく利用できるよう、電源LEDや描画ツールの配色に配慮した。本製品は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の認証を取得しているとする。

 両モデルとも、液晶パネル/バックライトは、IPS/ダイレクトLED。タッチ点数は最大20点マルチタッチ。

 接続端子は、HDMI入力が3系統、DIGITAL出力(HDMI)は1系統、Display Port入力は1系統、デジタルRGB(DVI-D)入力は1系統、パソコン入力は1系統、USBメモリーは3系統、パソコン接続用USBは1系統、シリアル入力は1系統、音声入力は2系統、音声出力は1系統、拡張スロット(Intel SDM)はSDM-S/SDM-L。内蔵スピーカーは20W(10W+10W)。設置方向は横/縦。

 本体サイズはTH-75BQ1J、TH-65BQ1Jの順に、1,716×107×1,032mm、1,495×105×908mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約57kg、約44kg。