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IFA 2019で見つけた、カワサキのe-bike「KSX 8.4」

 世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA 2019」が、ドイツ・ベルリンの国際見本市会場で9月6日から11日まで開催された。家電 Watch編集部が現地で取材し、いろいろ記事を掲載しているが、会場内に展示されていたe-bikeを取材してきてくれたのでご紹介しよう。

 J&P Italiaのブースには複数のe-bikeが展示され、その中に日本人にも馴染みのあるブランド「カワサキ」のフルサスe-MTB「KSX 8.4」(日本未発売)が展示されていた。ヨーロッパサイトのカタログ価格は5,390ユーロなので、日本円に換算すると640,000円前後。

カワサキがヨーロッパで展開しているフルサスe-MTB「KSX 8.4」(日本未発売)

 ドライブユニットには「シマノSTEPS E8000」(日本仕様はE8080)を搭載し、バッテリーはSIMPLO製大容量630Whのインチューブタイプとなっている。コンポーネントはSram(スラム) GX、タイヤサイズは27.5インチ、車体重量は22.5kg。

ドライブユニットは「シマノSTEPS E8000」(日本仕様はE8080)
サイクルコンピューター
大容量630WhのSIMPLO製バッテリー
タイヤサイズは27.5インチ
コンポーネントはSram(スラム) GX
前後輪とも油圧式ディスクブレーキを採用

 また、日本のe-bikeには搭載されていない「シマノ STEPS E8000」用の左スイッチユニット「SW-E8000-L」を備える。e-MTBのライディング用に設計されたファイヤーボルトシフティングレバーだという。アシストモード変更を直観的に操作でき、歩行しながらe-bikeを押すウォークアシストモード時(ヨーロッパのみ)に押しやすい仕様となっている。

「シマノ STEPS E8000」用の左スイッチユニット「SW-E8000-L」を備える

 日本でも-bikeの新モデルが続々と発表されているが、ヨーロッパではさらに多くのメーカーがe-bikeのラインナップを展開している。今後はどのメーカーのe-bikeが日本に上陸してくるのか楽しみだ。