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大和ハウス工業、卒FIT後の電力買取サービスを発表〜1kWhあたり10円(税込)以上

 大和ハウス工業は、太陽光発電システムの固定価格買取制度において買取期間満了(卒FIT)を迎える、戸建住宅オーナー向けに、太陽光発電システムの余剰電力買取および電力販売を行なうサービス「ダイワハウスでんき」を、9月1日に申込開始し、11月1日にサービスを開始する。

「ダイワハウスでんき」太陽光発電システムの余剰電力買取・電力販売イメージ

 10kW未満の太陽光発電システムを導入した、同社の戸建住宅オーナー、または他社の戸建住宅オーナー向けに提供する、余剰電力買取と電力販売をセットで契約するサービス。提供エリアは、沖縄県と離島を除く全国。

 余剰電力買取価格は以下の通り。

・同社の戸建住宅オーナーの場合は「11.5円/kWh(税込)」
・エリーパワー社製などの家庭用リチウムイオン蓄電システムを新規購入した、同社の戸建住宅オーナーの場合は「22円/kWh(税込・契約日から1年間の期間限定)」
・他社の戸建住宅オーナーの場合は「10円/kWh(税込)」

 電力販売は、同社の戸建住宅オーナー向けについては、各電力会社の単価から3%下げた価格を設定(価格は年度ごとに改定)。そのほか、他社の戸建住宅オーナー向けの販売メニューも用意する。

「ダイワハウスでんき」の概要と、各プランやメニューごとの余剰電力買取価格や電力販売価格

 なお、今年6月に東京電力エナジーパートナーが発表した、卒FIT後の1kWhあたりの電力買取価格は、8.50円(税込)。これと比較すると、「ダイワハウスでんき」の買取価格は高いことが分かる。