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ジャイアント、2020モデルのフルサス「TRANCE E+ PRO」とハードテイル「FATHOM E+ PRO」のe-MTB2車種を発表

 ジャイアントは、ブランド初のe-bikeとなるクロスバイクタイプの「ESCAPE RX-E+」を2018年に発売し、2019の6月にレディースモデルの「ESCAPE RX W-E+」を発売。2020モデルではフルサスe-MTB「TRANCE E+ PRO」「FATHOM E+ PRO」を8月末より発売する。

 「TRANCE E+ PRO」はS/Mの2サイズで展開で、カラーはカメレオン。重量は24.3kg。「FATHOM E+ PRO」はS/Mの2サイズで展開で、カラーはブラック。重量は23.6kg。どちらのモデルも価格を含めた詳細は8月末に正式発表予定としている。

フルサスe-MTB「TRANCE E+ PRO」
ハードテイルe-MTB「FATHOM E+ PRO」

 「TRANCE E+ PRO」はフルサスe-MTB、「FATHOM E+ PRO」はハードテイルe-MTBで、ジャイアントとヤマハが共同開発したドライブユニット「SyncDrive Pro」を搭載する。全領域でパワフルかつナチュラルなアシストを実現する6センサーテクノロジー、最大出力80Nm、最大ケイデンス170bpm仕様で、日本国内の法規に合わせた独自のアシストセッティングを搭載するという。

ジャイアントとヤマハが共同開発した新型のドライブユニット
シンプルかつスマートなコントローラー内蔵の操作スイッチ。アシストモードとバッテリー残量はLEDライトで表示されるという

 バッテリーは「ESCAPE RX-E+」同様に、インチューブタイプを採用。スマートなデザインだけでなく、ボトルケージの装着にも対応。カメレオンカラーの「TRANCE E+ PRO」は、ジャイアントの「MAESTRO(マエストロ)」サスペンションテクノロジーを採用しているため、車両重量がかさむe-bikeでもあらゆるシチュエーションで高い走破性を実現するとしている。

インチューブタイプの大容量バッテリー。安全性の高いアルミケーシングとなっている
バッテリーの急速充電を可能にする6Aのチャージャー

 なお、今週末の7月27日~7月28日に長野県富士見パノラマリゾートで開催される「シマノ・バイカーズフェスティバル」のジャイアントブースで両モデルの展示を行なうという。