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国内最大級のスポーツサイクルの祭典「第29回シマノ・バイカーズフェスティバル」が7月27日、28日に開催 ~e-MTBヒルクライムやe-bikeガイドツアーロングコースも追加

 日本最大級のスポーツサイクルの祭典「第29回シマノ・バイカーズフェスティバル」が、長野県・富士見パノラマリゾートで7月27日(土)~28日(日)に開催される。南アルプスと八ヶ岳連峰に囲まれた大自然の中で、初心者から上級者まで楽しめる約70ものレースやツーリングが用意されている。

第29回シマノ・バイカーズフェスティバル

 富士見パノラマリゾートをメイン会場に、「南アルプス山麓」「八ヶ岳山麓」「諏訪湖周辺」エリアで、「レース」「ツーリング」「試乗会/協賛社ブース」「マルシェ」などを楽しめるイベント。新たに「パノラマスタンド」「手ぶらツーリング」「ワンウェイツーリング-T(トレイン)」「バイカーズマルシェ&ビストロ」などが加わり、さらに魅力的な祭典になっているという。

メイン会場マップ

大会初となるe-MTBのヒルクライム種目が開催

 そしてオフロードレースには、本大会では初となるe-MTB(※)のみが参加できる「E-MTBヒルクライム」の種目が追加される。富士見パノラマリゾートの常設ダウンヒル初級コースの一部(距離4.3km・高低差480m)を逆走して駆け上がるというもの。
(※)日本の道路交通法で定められたアシスト基準に適合したバイクのみ

ヒルクライムのイメージ
ミヤタの「RIDGE-RUNNER」やBESVの「TRS1」などのe-MTBで参加できる

 脚力を使ったオフロードのライディング技術はもちろん、電動アシストの特性を熟知し、使いこなす技術も勝敗のカギを握るレースとなっており、ゴール後はゴンドラで自転車と一緒に下山する。

ヒルクライムのコースマップ

 レースは7月27日(土)13:00から開催される。参加料は3,000円(税込)、定員50名、エントリー期間は6月26日(水)23:59まで。参加方法やエントリーはこちらから。

e-bikeのガイドツアーにロングコースも登場

 e-bikeのガイドツアーは昨年から開催されているが、今年はさらにe-bikeの魅力を体感してもらうべくロングコースが登場した。

 新たに追加された「富士見電動アシストスポーツガイドツアー・ロング」は、南アルプス山麓の見どころスポットを巡りながら、e-bikeの走りを満喫する約13km(積算標高+/-255m)のツーリングとなっている。開催は7月27日(土)8:00~11:20、参加料は3,000円(税込)、定員10名、エントリー期間は6月26日(水)23:59まで。参加方法やエントリーはこちらから。

富士見電動アシストスポーツガイドツアー・ロングのマップ
富士見電動アシストスポーツガイドツアーのマップ

 「富士見電動アシストスポーツガイドツアー」は、都会では味わえないのどかな富士見町の約8km(積算標高+/-180m)をe-bikeで巡るツアー。静かで自然に恵まれた水や美しい風景を楽しみながら穏やかで心が満たされるコース設定だという。開催は7月27日(土)13:00~15:00、7月28日(日)8:30~10:30/11:30~13:30の計3回、参加料は3,000円(税込)、定員10名、エントリー期間は6月26日(水)23:59まで。参加方法やエントリーはこちらから。

 なお、どちらのガイドツアーもe-bikeが貸し出される。

「e-MTB専用」など3種類の試乗コースも用意

 シマノ・バイカーズフェスティバルの試乗コースは、林道やグラベルロード(砂利道)、舗装路にアップダウンありと、実際の走行に近い環境が用意されていることが最大の特徴。約2.6kmのメイン試乗コースは、日本でトップクラスの距離を誇るという。「2.6kmメインコース」のほか「MTB専用シングルトラックコース」「E-MTB専用林道コース」が用意され、レースまたはツーリング参加者限定で試乗可能。さらに、e-MTBをはじめ、多彩なブランドの最新バイクの試乗会が実施される。

試乗コース

 また、スポーツサイクルのほか、コンポーネントやサイクルパーツ、ウェア類などがズラリと揃う出展社ブースエリアでは、最新e-bikeなども展示されるという。実際に各メーカーの専門スタッフから詳しい情報を聞くこともできる。

 シマノ・バイカーズフェスティバルはレースやツーリングの参加者が多く、試乗メイン目的の来場者は多くないので、他の自転車イベントよりも比較的試乗しやすい環境だという。ほかにも家族で楽しめるイベントなども開催されるので、e-bikeに興味がある方は足を運んでみてはいかがだろうか。

出展社ブースエリアのイメージ。最新e-bikeも多数展示・試乗できる予定