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シマノ、E-スポーツバイク用コンポーネンツ2シリーズを発売
2019年7月23日 16:22
シマノセールスは、E-スポーツバイク(電動アシストスポーツ自転車)用コンポーネンツ「SHIMANO STEPS」から、「E6180」シリーズと「E5080」シリーズを発表。今後、同品を採用した電動アシストスポーツ自転車が、各メーカーから順次発売される。
SHIMANO STEPSは、ヨーロッパでデビューしたE-スポーツバイク用ユニットシステム技術をベースに、日本のフィールドとレギュレーションに最適化したもの。軽量コンパクトな外観と、スムースなペダリングとスポーティな乗り心地を追求しているという。
スポーツバイクならではのスポーティなフィーリングはそのままに、坂道やスタート時も軽々と走行でき、ロングライドを想定した大容量バッテリーを採用、雨やダートに対応する高い防水性などを備えているのが特徴。
その中で、「E6180」シリーズは、オールラウンドに対応するアシストユニット。バランスの良いスムースなアシスト性能は、頻繁に繰り返されるストップ&ゴーや、障害物の多い街中から、アップダウンが多い通勤・通学路、休日の郊外散走や長距離ライドまで、様々なシーンに適しているとする。
バッテリー残量がゼロ、アシストモードがOFF、24km/h以上でアシスト力が0%になった場合でも、ペダリングに加わるモーターの抵抗を極限まで低減するため、軽快な走行を可能にしているという。
ラインナップ中、最も軽量なドライブユニット「E5080」シリーズ
「E5080」シリーズは、基本性能を継承しつつ、シンプルな内部構造を採用。全ラインアップ中、最も軽量なドライブユニットとしている。
スムースで制御しやすい出力特性と、長距離走行を可能にする大容量バッテリーを両立。「E6180」シリーズ同様、バッテリー残量がゼロ、アシストモードがOFF、24km/h以上の走行時にアシスト力が0%になった場合でも、ペダリングに加わるモーターの抵抗を極限まで低減し、軽快な走行を可能にしているという。
ドライブユニットには、「DU-E6180」と「DU-E5080」を用意。それぞれシティ用とトレッキング用のドライブユニットカバーを備えている。
「DU-E6180」の出力は最大60Nm、250W。特徴は、自然なアシストで快適な乗り心地、すぐれたバッテリー効率で長距離走行を実現、左右のペダル間隔を狭く設計することで最適なペダリング環境を提供できるとする。
「DU-E5080」の出力は最大40Nm、250W。同じく自然なアシストで快適な乗り心地で、長距離走行を実現しているという。
サイクルコンピューターは、ワイヤレス仕様の「SC-E6100」と「SC-E7000」を用意。いずれもANT privateとBluetooth LEに対応し、幅広いアプリケーションと接続できる。
また、Clock, Assist mode display、Assist on/off、Walk mode display、Battery charge level、Current Speed、Gear Position Display、Start mode、Automatic shift mode、Maximum speed、Average speed、Trip distance、Trip time、Odometer、Estimated range、Error Message、Cadence (rpm) 、Maintenance alert、Bluetooth LE connection statusを表示。
「SC-E6100」では、上記に加えてLight condition、Range overview、Assist power indicator、Shifting adviceを表示する。
また、シンプルな操作でアシストモードの切替が可能なスイッチユニット「SW-E7000-L」と、容量504Wh(36V 14Ah)のフレーム内蔵型バッテリー「BT-E8035」を用意する。