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アイ・オー・データ、テンキー搭載とAES256ビット暗号化で、セキュリティ対策のできるUSBメモリー
2019年5月29日 13:34
アイ・オー・データ機器は、本体にテンキーを搭載し、暗証番号での解除後にのみデータを読み書きできる「セキュリティUSBメモリー ED-HB3シリーズ」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライス。メモリ容量8/16/32/64GBの4製品がラインナップされ、直販価格は10,584円~23,544円(税込)。
本体にテンキーを搭載し、暗証番号での解除後にのみデータを読み書きできるセキュリティUSBメモリー。暗証番号は通常用に加え、番号を忘れてしまったときなどに利用できる管理者用と、計2つを設定できる。いずれも7~15桁を設定可能。LEDライトを備え、未ログイン時は赤に、ログイン時は緑に点灯する。
番号入力を10回連続で間違えると、データへのアクセスが不能になり、メモリの初期化とフォーマットが必要になるという。フォーマット用の専用プログラム「USBメモリフォーマッター」も用意され、Windows 10/8.1/7で利用できる。
メモリへ書き込まれるデータはすべて、ハードウェアにより256ビットのAESで暗号化される。そのため、メモリを物理的に分解し、別の基板に乗せても中身はデータの閲覧や解読は不能だとしている。
本体へバッテリーを搭載し、USBポート接続時に自動充電される仕様で、充電所要時間は約2時間。物理的な紛失対策として、ストラップホールを搭載する。
またメモリの内容を、日付で世代管理可能な専用のバックアップツール「セキュリティUSBメモリーバックアップツール」も利用可能。
本体サイズは、19×84×11mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約19g。消費電流は最大390mA。USB 3.1 Gen 1/2.0に対応する。