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LIXIL、新技術により受光面積を最大化したソーラーパネル ~2サイズ展開で狭小屋根にも無駄なく敷き詰められる

 LIXILは、受光面積を最大化する新技術・HDM(HIGH DENSITY MONO PERC MODULE)を採用した、ソーラーパネル「Kシリーズ」の受注を7月1日より開始する。価格は、Fサイズモジュール18枚とパワーコンディショナ(出力5.58kW・3段6列)で、2,738,000円から。カラーモニター、架台、配線材、設置工事費は別途必要。

ソーラーパネル「Kシリーズ」。写真上が「Fサイズ」、写真下が「Sサイズ」

 受光面積を最大化することで、高い発電量を実現したソーラーパネル。受光面積を最大化するHDMは、バスバーのハンダ付けをなくすことで、接続セル間の電力損失を低減。それにより、発電効率が向上したという。

 サイズは、短辺826mmの標準サイズ「Fサイズ」と、約80%の大きさの「Sサイズ」をラインナップ。公称最大出力は「Fサイズ」が265W、「Sサイズ」が210Wで、従来品比で「Fサイズ」が6%、「Sサイズ」が7.6%アップした。

 2サイズを組み合わせて配置することで、狭小住宅や複合屋根などの物件にも、無駄なくモジュールを敷き詰められるため、結果的な発電量のアップにもつながるとしている。

 パネルの架台は、高い強度と止水性能を備える同社製のアルミ架台「ソーラーラック」に対応するという。

 パネルサイズは、「Fサイズ」が1,638×826×35mm、「Sサイズ」が1,322×826×35mm(ともに幅×奥行き×高さ)。

2サイズを組み合わせれば、狭小住宅や複合屋根などの物件でも、無駄なくモジュールを敷き詰められるという
アルミ架台「ソーラーラック」へ設置したパネル