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富士山を自転車で楽しむ人が増加中!! 相性抜群のe-bikeでさらに人気も高まる!?

 本日2月22日は「猫の日」で猫の話題で盛り上がる1日になるかもしれないが、明日2月23日は「富士山の日」ということで、富士山とe-bikeに関する話題をお届けしよう。

「2(ふ)2(じ)3(さん)」の語呂合わせで、2月23日は「富士山の日」

 世界的にも有名な観光地となった富士山だが、世界文化遺産登録されたのは6年前のこと。その時期から山梨県では観光客が6年連続で増加しており、昨年は過去最高の3,216万人が訪れたという。そんな富士山人気の要因の一つに挙げられているのが自転車走行だ。

富士山人気で山梨県の観光客は6年連続で増加中。最近は自転車で楽しむ人も

 そのきっかけとなったのは、2004年からスタートした日本最大級のヒルクライムレース「Mt. 富士ヒルクライム」だ。サイクリストにはお馴染みかもしれないが、全長24km・標高差約1,300mの富士スバルラインを駆け上がるレース。このレースで富士山周辺での自転車走行が人気になったことから、さらなる自転車愛好者の増加に対応するため、民間も行政も以下のような新サービスを続々とローンチしている。

・富士山5合目のレストハウスにロードバイク用スタンドを設置
食事中も自転車が見えるので盗難対策になる。工具の無料レンタルも可能。

・富士山サイクルアクティビティ専門ショップ「ボンベロ」オープン
富士山をただ駆け下りるだけの「富士山ダウンヒル」や、e-bikeを使った「富士山ヒルクライム」のアクティビティサービスを提供。
URL:https://www.bonvelo.jp/

・富士吉田市内にサイクルスタンドの設置開始
2018年3月から市内の飲食店やゲストハウスにサイクルスタンドの設置を進め、6月時点ではすでに約40カ所を整備。

 こうした事情もあり、湖畔をレンタサイクルで走るだけでなく、ロードバイクやマウンテンバイクで駆け抜け、日本最高峰の山を眺望だけでなく体感する外国人も多いという。

富士山周辺のサイクリングが人気だという

e-bikeの登場で富士山サイクリストが増加する!?

 これまでにもMTBコースや激坂をe-bikeで走りまわった記事をご紹介してきたが、高性能なドライブユニットを搭載するe-bikeなら、富士山周辺のサイクリングやヒルクライムなどのアクティビティも気軽に楽しめる。e-bikeは驚くほど坂を楽に上れるために、ライディング全体がスムースになり、航続距離も長いので遠い場所へのアクセスも容易になる。体力や脚力に不安のある初心者でも安心してサイクリングを楽しめるので、友人やカップルなどで走ってみるのもいいだろう。

 また、東静岡では「MERIDA X BASE」「伊豆ゲートウェイ函南」でe-bikeをレンタルできることに加えて、充電が可能な観光拠点ネットワークが次々と整備されている。伊豆半島や富士山南麓などアップダウンの多い地形である東静岡は、スポーツサイクルに親しむベテランライダーには魅力的だが、初心者にとっては体力的な面でハードルが高いのも事実。しかし、それを解決してくれるのがe-bikeだ。2020年東京オリンピックで自転車競技も開催される東静岡で、脚力差を埋めてくれるアシスト、大容量バッテリーによる長い航続距離などを体験してほしい。

「伊豆ゲートウェイ函南」では、Spoke Cafeでe-bikeがレンタルできる

Bosch eBike Systems担当者がオススメするe-bike

 富士山周辺のサイクリングやヒルクライムなどと相性がよいのは、マウンテンバイクタイプのe-bikeだが、現在、各社から様々なモデルが登場している。ここでは、「Bosch eBike Systems」を搭載するマウンテンバイクタイプのe-bikeをご紹介しよう。

 現在、「Bosch eBike Systems」を搭載するe-bikeは8車種ラインナップされているが、唯一のマウンテンバイクタイプがコラテック「E-POWER X VERT」だ。軽量なアルミフレームにドライブユニット「Active Line Plus」を搭載しており、スムースな加速に加えて、平地であればアシスト上限の24kmを超えた速度でも無理なく巡行できる。

コラテック「E-POWER X VERT」
ヨーロッパでは70以上ものブランドがActive Line Plusを搭載する

 標準装備のタイヤは幅広のスリックタイヤ。オンロードでの走行を中心に考えられているが、フレームや装備は完全にマウンテンバイク仕様なので、ブロックタイヤに履き替えれば、林道やオフロードなどの本格的なアドベンチャーサイクリングを楽しむことも可能だ。

 今後も各メーカーから様々なe-bikeが登場し、選択肢もさらに広がっていくので、ぜひイベントや店舗での試乗会、レンタルなどでe-bikeの魅力を体感してほしい。