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象印の新ブランドショップがオシャレで料理も美味しいのに無料でヤバイ

 象印マホービンは、キッチン家電の新ブランド「STAN.」シリーズで調理したメニューの試食などができる、期間限定コンセプトショップ「STAN.TABLE」を、東京・表参道にオープンする。期間は2月1日(金)~11日(月・祝)。予約はワークショップ以外不要で、いずれも利用料は無料。

 オープンに先立って内覧会が開催されたので、店内の様子や試食メニューをレポートする。結論から言うと、これ全部無料でいいの!? と思えるほどの美味しさで、スタイリッシュな家電が並ぶ雰囲気も相まってとても居心地が良かった。

期間限定コンセプトショップ「STAN.TABLE」

 STAN.TABLEは、創業101年目を迎える同社が、“暮らしの道具”として新たに提案する家電シリーズを体験できるコンセプトショップ。IH炊飯ジャー、電動ポット、コーヒーメーカー、ホットプレートの4機種をラインナップし、炊飯ジャーで調理した炊き込みごはんやホットプレートで焼いたハンバーグなどを試食できる。

 4機種ともに、デザインおよびクリエイティブ・ディレクションは、クリエイティブユニットTENTが担当。キッチンや食卓に馴染み、食の楽しみをSNSなどで見せたくなるようなデザインにしたとする。

 見た目だけでなく機能にもこだわり、“楽しむ家事”や“ラクな家事”に応える多彩な機能を搭載。炊飯器にはベビーごはんモードを採用するなど、子育てに嬉しい使いやすさも備え、同社がこれまでに培ってきた製品力をベースに開発したという。すべて2月1日に発売し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、10,000円~33,000円前後(税抜)。

IH炊飯ジャー「NW-SA10 5.5合炊き」(想定売価:33,000円前後)
マイコン沸とう電動ポット「CP-CA12 容量1.2L」(想定売価:15,000円前後)
コーヒーメーカー「EC-XA30 容量420ml」(想定売価:10,000円前後)
ホットプレート「EA-FA10」(想定売価:15,000円前後)

象印おなじみのアイコンがお出迎え、タコの炊き込みごはんが絶品!

 お店の前に着くと、同社おなじみの象のアイコンが出迎えてくれる。この象はSTAN.シリーズにもあしらわれており、同社製品でアイコンを用いているのはタンブラーとSTAN.シリーズだけだという。主張しすぎない小さなアイコンだが、可愛らしく親しみが持てるデザインだ。

象のアイコンがお出迎えしてくれる
同社製品で象のアイコンを用いているのはタンブラーとSTAN.シリーズのみ

 1階は展示スペースとカフェスペースで、2階に試食できるメニューが並べられている。メニューは、2週に分けて2パターン用意。2月1日~6日は、ホットプレートで焼いた「プチピザ」と、「野菜と豚肉の蒸し焼き」を提供。2月7日~11日はホットプレートで焼いた「和風ハンバーグ」と、「チョコバナナブラウニー」を提供。

 2/1~11の通しで提供されるメニューもあり、IH炊飯ジャー NW-SA10で炊いた白米と、タコと里芋の炊き込みごはんはいつでも食べられる。このほか、コーヒーメーカーで淹れたホットコーヒーや、電気ポットを使った紅茶、お水も用意されていた。

1階は展示スペースとカフェスペース
2階に試食できるメニューが並べられている。スタッフがお皿に料理をとってくれる

 試食したところ、タコの炊き込みごはんは味が染みていて、里芋のとろみもあってとても美味しかった。白米は象印らしくもっちりした仕上がりで、白米を試食できるのは購入を悩んでいる人にはありがたいサービスだと感じた。

 ハンバーグはふんわりとした食感ながらジューシーで、肉汁もたっぷり。チョコバナナブラウニーはしっとりとしていてチョコの味がしっかり感じられ、食べごたえバツグンだ。最後にホットコーヒーもいただき、ランチ1食分の満足感があった。

タコの炊き込みごはんは味が染みていて美味しい。里芋のとろみがアクセントに
料理はスタッフがお皿にとってくれる
野菜と豚肉の蒸し焼き
白米も食べられる
プチピザ
ブラウニーとホットコーヒー

マット仕上げのデザインが想像以上にカッコイイ

 感動したのは、実際に見た製品のデザインが想像以上に良かったこと。黒を基調としたシンプルなデザインは、表面のマット仕上げもスタイリッシュ。いずれも底部はベージュの配色で、コルクをイメージしたという。

 個人的に電気ポットのデザインがとても好みで、今まで白いポットが嫌で電気ケトルを使っていたが、これはキッチンに置きたいと思えた。電気ケトルで沸かしたお湯は1時間くらいで冷めてしまうので、寒いこの時期にゆっくりお茶を飲みたいときには不向き。保温もできる電気ポットは長時間温かいものを飲みたいときに最適で、さらにデザインも良いとなれば文句がない。

黒を基調としたシンプルなデザインで、底部はベージュの配色

 いずれも機能は豊富で、電気ポットは温度を90℃/70℃の2段階で設定可能。1,300Wのハイスピード沸とうを採用し、コーヒーカップ2杯分(約120ml×2杯)を沸かすのに掛かる時間は約2分。電気ケトルのように使えるという。

 炊飯ジャーは、内釜の水位目盛に偏光性塗料を使用し、お米をセットして水を入れると目盛の色が変化する、業界初の「はっきり目盛」を搭載。

 コーヒーメーカーは、コクと香りを引き出す「ダブル加熱95℃抽出」を採用。水をヒーターで2回加熱してから、熱湯と蒸気でコーヒー豆全体を蒸らしてドリップする。ホットプレートは深さ4cmでスープや具材がこぼれにくく、「焼く」だけでなく「煮る」調理も可能。温度調節プラグと電源コードを収納するケースは、レシピブックスタンドとしても使える。

電気ポットは温度を90℃/70℃の2段階で設定可能
炊飯ジャーの内釜は、水位目盛に偏光性塗料を使用。水を入れると青っぽく光る。米が入っているとより反射して色がわかりやすいという
コーヒーメーカー
水タンクは奥に備える
ホットプレートは深さ4cmで「煮る」調理もできる
温度プラグにも象アイコン
温度プラグと電源コードを収納するケースは、レシピブックスタンドになる

調理体験やSTAN.シリーズが当たる来店キャンペーンも

 また、コンセプトショップでは、土日祝限定でホットプレートを使った調理体験も開催。2月2日~3日は、手のひらサイズの「3種のミニお好み焼き」、2月9日~11日は「ハワイアンパンケーキ」を予定している。体験は店頭での予約制となり、予約受付はオープン日の2月1日(金)に開始する。

 来店キャンペーンも実施。自身のSNSアカウントから指定のハッシュタグ(#stanと#zojirushi)を付けてコンセプトショップの様子を投稿すると、その場で賞品が当たるという。賞品はA賞がSTAN.シリーズの家電製品1台で抽選で10名に、B賞が非売品のオリジナルステンレスボトル1本で抽選で30名に当たる。C賞は象印オリジナルグッズで、参加者全員が受け取れる。

調理体験ブース
非売品のオリジナルステンレスボトル
「STAN. TABLE」詳細

場所:東京都港区北青山3-6-19 1F/2F
アクセス:東京メトロ表参道駅B2出口から徒歩1分
期間:2/1(金)~2/11(月) 11:00~19:00(最終日のみ11:00~17:00)