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蛇の目ミシン、高い縫い品質を実現したコンピュータミシンの最高級モデル「Memoriy Craft」
2019年1月15日 14:55
蛇の目ミシン工業は、コンピュータミシンの最高級モデルとなる「Memoriy Craft(メモリークラフト)9450 QCP」を2月4日に発売する。価格は420,000円(税抜)。
同社で最高級モデルとなるコンピュータミシン。工業用ミシンの技術を応用し、高速ながら高い縫い品質を実現したという。
高い品質を実現する標準アタッチメントは4つ。「プロフェッショナル直線縫い用針板」では、従来よりも針穴を小さくし、左側の送り歯のみを使用することで、薄地・厚地でも布端まで縫えるとする。「プロフェッショナル直線押さえ」は、押さえホルダーと一体型で、スリムで小回りが効くほか、手前部分のスリットが広く針元が見やすいという。
押さえの幅がスリムな「プロフェッショナル上送り押さえ」は、曲線などを縫いやすい。「交換式上送りユニット」は、布を上下の歯で挟み込んで送るため、縫いずれを防げるという。上の歯の送り量も微調整できるという。
またキルトなどに便利な「ルーラーワークモード」を搭載するほか、飾り模様の縫い始めと縫い終わりを角度を指定してすぼめた形にできる「テーパリング機能」では、角度やパターンを記憶して呼び出せる。
内蔵ステッチは350種類、文字縫いはひらがな、カタカナ(明朝体、まるもじ)、アルファベット(ブロック、9mmの大文字ブロック体、スクリプト、ブロードウェイ)を利用可能。
このほか、スマート糸通し、ワンプッシュ針板交換、停止時に自動で押さえが上がる「自動押さえ上げ機能」、自動糸調子調整、自動押さえ圧調整、手元を照らす9個の「LEDライト」に加え、手前を明るく照らせる「スライドオープンライト」を搭載する。
本体サイズは、528×243×321mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約13.2kg。針元からのふところサイズは280mm。直線最高縫い速度は1,060針/分、最大振幅量は9.0mm。21種類の押さえなどのアタッチメント、アクセサリーケース、ワイドテーブル、糸切りフットスイッチ、ニーリフトが付属する。