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入眠しやすい体にする、指輪型の睡眠トレーニングウェアラブルデバイス

 ウェザリージャパンは、家庭用睡眠トレーニングウェアラブルデバイス「THIM(シム) THIM-01」を発売した。直販価格は22,037円(税抜)。

THIM(シム)「THIM-01」

 3軸加速度センサーを搭載し、指の動きを基に睡眠状態を測定・分析する、指に取り付ける睡眠トレーニングウェアラブルデバイス。「眠りに落ちるまでの感覚を学習させる」睡眠トレーニング機能や、「起床時の起きやすいタイミングを見つけてアラームを作動させる」スリープトラッカー機能、「眠ったと判断してから正確に取りたい仮眠時間が取れる」パワーナッピング機能を搭載するという。

 手首など他の場所と比べて、睡眠中の指の動きは非常に細かく、動く頻度も多いという。この細かな指の動きを解析することで、より正確に睡眠サイクルを計測できるとする。

3軸加速度センサーを搭載し、指の動きを基に睡眠状態を測定・分析する

 「睡眠トレーニング」モードでは、眠り始めの時間に「眠りに落ちる感覚を繰り返し体感」させるとする。就寝時に「眠りに落ちる→3分後に起こされる」という過程を何度も繰り返す。同モードにより、「眠りに落ちる感覚」を体に学習させると、「自然に睡眠に入る」ことを覚え、質の高く長い睡眠を得られる体へと導くという。

 スリープトラッカー機能では、体が睡眠状態に入ったと判断してからの仮眠時間を管理する。例えば10分間の仮眠を取りたい場合には、ユーザーが睡眠に入ったとシムが認識した時から10分後に、アラームが作動。アラームをセットしてからの10分間ではなく、眠ることができた10分間で起こしてくれるという。

 スリープトラッカーモードの「スマートアラーム」機能では、体の覚醒状態=ほぼ起きている状態でアラーム機能を作動させる。そのため、深い睡眠から大きな音で無理やり起こされることなく、目覚めやすい状態からスッキリと起床できるという。

ほぼ起きている状態でアラーム機能を作動させる

 各種設定はBluetooth接続したスマートフォン(iOSまたはAndroid)の専用アプリで行なう。睡眠状態などは専用アプリに送信でき、睡眠状態を可視化できる。これらのデータを、睡眠と健康のバロメーターとして活用できるとする。

 本体重量は5g。iOS 9.0以降、Android 5.0以降に対応。バッテリー容量は25mAhで充電時間は2時間、1度の充電で約5回使える。充電はMicro USBケーブルで行なう。

各種設定は専用アプリで行なう