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二子玉川に「蔦屋家電+」誕生、来店者も製品開発に参加できる次世代型ショールーム
2018年12月14日 13:23
蔦屋家電エンタープライズは、発売前のプロダクトにも触れられるネット時代の次世代型ショールーム「蔦屋家電+(ツタヤカデンプラス)」を、2019年4月に二子玉川 蔦屋家電内にオープンする。
最新テクノロジーを駆使した家電をはじめ、優れた技術を活かした日用品や食品、発売前のプロダクトなどを展示する次世代型ショールーム。展示製品は、創り手のプロフィールや製品に込められた思い、デザインのコンセプトなど、普段触れられないリアルな情報を、蔦屋家電+のキュレーターが独自目線で編集したうえで紹介される。
入り口には、AIカメラによる分析システムを応用した「OPTiM AI Camera for Retail CE」が設置され、来店者の属性および行動データを、リアルタイムに個人を特定できないデータに変換、収集。
来店者は展示されている製品で気になるものがあったら、店内の端末で質問や意見を送信できる。創り手はマーケティングデータとしてそれらを見ることができ、より良い製品開発に繋げられるという。創り手とのコミュニケーションによって、来店者も製品開発に参加できる点が特徴。個人やスタートアップ企業など多様化する創り手と、「創り手を応援する場が欲しい」「マーケティングに参加し、自分の声を届けたい」というユーザーとの出会いの場となるとしている。
「OPTiM AI Camera for Retail CE」は、株式会社オプティムが開発。性別や年代などの属性の推定データだけでなく、商品ごとの滞在時間なども集約される。カメラ画像や行動データは、該当製品のマーケティング分析のみに活用するという。プライバシー保護のため、入り口にはカメラ画像や行動データの取扱いについての案内も掲出し、確認のうえで入場してもらうとしている。。