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シロカ、トーストの第一人者も太鼓判のオーブントースターと、鍋として活用できる電気ケトル、新製品2種

 シロカは、石窯ピザからヒントを得て、高い庫内温度ですばやくパンをトーストする「プレミアムオーブントースター すばやき」を2019年1月25日に、湯沸しから調理まで活用できる電気ケトル「おりょうりケトル ちょいなべ SK-M151」を2019年2月9日に発売する。プレミアムオーブントースター すばやきは2モデルあり、2枚焼きのST-2A251が20,000円、4枚焼きのST-4A251が30,000円。おりょうりケトル ちょいなべは15,000円(いずれも税抜)。

「プレミアムオーブントースター すばやき ST-2A251」
「おりょうりケトル ちょいなべ SK-M151」

トーストを最短1分で焼き上げ、トースト内の水分含有率を2倍に

 トーストをすばやく焼き上げ、中はしっとり・もっちりと仕上げるオーブントースター。石窯ピザのおいしさをトーストでも再現すべく、庫内温度を一般のものよりもすばやく高温にして調理できるという。

 ヒーターは、わずか0.5秒で発熱し、3秒で280℃に達する熱効率の良い高火力「カーボンヒーター」を採用。庫内には熱を対流させる「循環ファン」を備え、ヒーターの熱を食材に集める「庫内反射板(2枚焼きのみ)」と、扉のガラスには熱の放射を防ぐ処理を施した「低放射ガラス」を装備。4つの要素を組み合わせて、滞留熱と放射熱を同時に発生させて短時間で高温の庫内を実現。食材を素早くムラなく均一に焼き上げる。

 一般的なオーブントースターが、1枚のトーストを調理するのに3~5分かかるのに対し、プレミアムオーブントースター すばやきは、6枚切り食パン1枚なら最短60秒、冷凍したパンは約80秒で焼き上げるという。素早く焼き上げるため、トースト内部の水分含有率は前モデル(ST-G111)を2倍近くも上回り、結果的に表面はさっくり、中はよりもっちりと仕上がるとしている。

ヒーターは高火力の「カーボンヒーター」を採用した
「循環ファン」と「庫内反射板」で対流熱と放射熱のダブルで素早く加熱する
ヒーターの熱をファンと反射板でトーストに集める
わずか1分で4枚切りの分厚いトーストが焼きあがった

 開発には、トーストのおいしさを研究しつくした第一人者として、メディアでも活躍している、工学院大学教授の山田 昌治氏が携わっている。

工学院大学 工学博士の山田 昌治氏

 「今までのトースターはゆっくり焼くので、焼いている間に水分が飛んでしまっていました。美味しいトーストを焼き上げるには、できるだけ強い火力を一気に与えて表面を焼き、中の水分を閉じ込めるのが肝心。表面はさっくり、中心部分はふんわり・もっちりというコントラストが美味しさにつながります。今回の製品の開発にあたって、パンの中心部分の水分量を精密に測る技術も開発して試行錯誤を繰り返しました。その結果、私の考える美味しいトーストにかなり近い焼き上がりを実現していると思います。私も自信を持って勧めたい」と語った。

素早く焼いて水分を逃がさない焼き方が美味しいトーストの秘訣と説明する山田氏
「すばやき」のトーストは、以前のモデルの倍近くの水分を逃さない

 発表会場では焼き立ての4枚切りトーストが振る舞われた。トーストの表面がカリッでサクッ! その食感は、まるでガスの魚焼きグリルの直火で焼いたような焼き上がりで、厚みのある4枚切りにもかかわらず、中はアツアツでしっとりでもっちり! まさに、今までのオーブントースターの仕上がりとは一線を画す、とても美味しいトーストだった。

表面はカリッと直火のような香ばしさ。中はアツアツのもっちりだった

 また新機能として、汚れがつきやすい扉を簡単に取り外して、丸洗いできるとしている。設定温度範囲は100~280℃、タイマーは最大15分、コンベクション(循環ファン)はON/OFFが可能。簡単なオーブン料理もできる。

 2枚焼きST-2A251の本体サイズは、350×286×229mm (幅×奥行き×高さ)、質量は約3.5kg、消費電力は1,400W。4枚焼きST-4A251は、350×363×229mm (同)、約4.2kg、1,380W。カラーはいずれもホワイトとブラックの2色を用意。

4枚焼きのST-4A251は、2枚焼きよりも77mm奥行き
カラーは、ホワイトの他ブラックも展開

簡単な調理もでき、温度設定もできる電気ケトル

 湯沸しから調理までできる電気ケトル。これまでの電気ケトルはヒーターが内蔵され丸洗いはできなかったのに対し、「おりょうりケトル ちょいなべ」はヒーター部にケトルを乗せて加熱する分離式を採用している。ケトルは臭いの付きにくいフッ素加工が施されたアルミ素材で、簡単に丸洗いできる。臭いを残さずに洗えるため、お湯を沸かす以外に、ちょっとした料理鍋としても活用できるという。

ケトルはアルミ製でフッ素加工が施されている。容量は1L

 ケトルの容量は約1Lで、800mlの水なら5分以内に沸騰させられるという。温度は無段階のスライドスイッチで、40~100℃の調整が可能。飲み物を最適な温度で淹れたり、赤ちゃん用ミルクのお湯を沸かしたりといった利用ができる。蓋を外せば開口部の広い鍋となるため、熱燗の温めから、温度管理の面倒なチーズフォンデュ、少人数の鍋料理と応用範囲は広い。スタイリッシュなフォルムは、リビングやダイニングでも使いやすいとしている。

無段階のスライドスイッチで、40~100℃の範囲で温度調整が可能
ヒーター部とケトルを分離できるので、ケトルは丸洗いできる

 安全面にも配慮され、ケトルの蓋はロック付きで、プラグはマグネット式を採用。空焚きや、保温は60分で自動で停止する、切り忘れ防止機能も備える。

 本体サイズは、282×182×183mm (幅×奥行き×高さ)で、質量は約1.8kg。消費電力は1,200W。ケトル最大容量は1.0L。カラーはブラックの1色。

蓋を取れば開口部の広い鍋。温度調整もできるので熱燗も簡単に
少ない道具で、ラーメンも簡単にできる
焦げやすいチーズフォンデュにも最適
少人数なら、鍋料理にも活用できる

シロカ「新イメージキャラクター」の池田 航さんと関根 ささらさんが登壇

 代表取締役社長の福島 誠司氏は"ブランドコミュニケーション"のテーマとして、「都会で暮らす若者の、自然でかつちょっと知的な生活の中にシロカ製品が佇む」というテーマを掲げ、心豊かな暮らしを築くという思いのもと、多くの人々の暮らしの質向上を目指したいと語った。

シロカ 代表取締役社長 福島 誠司氏

 ブランドコミュニケーションの一環として、俳優・モデルでシェフの経験もある池田 航さんと、アイドルグループ「放課後プリンセス」の2代目リーダーとして活躍中の関根 ささらさんが、新たなシロカイメージキャラクターとして紹介された。

 池田さんは事前に「プレミアムオーブントースター すばやき」を使っており、「美味しいトーストはもちろんノンフライオーブンとして、2つの温度を使い分けて、本格的なフライドチキンができました」と調理を楽しんだ様子を述べた。

 関根さんは、「おりょうりケトル ちょいなべ」を手にして「好きな飲み物をいろいろリビングのテーブルの上で楽しめそう。温度管理も簡単ですね。発売が待ち遠しいです!」と目を輝かせていた。

シロカのイメージキャラクターとして、池田 航さんと関根 ささらさんも登壇。新製品の紹介から試食まで、終始明るく会場を魅了した