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東芝、東京オリンピックに向けてホテル客室向け1ドア冷蔵庫を拡充
2018年11月22日 06:30
東芝ライフスタイルは、多様化するホテルの客室レイアウトに対応した1ドア冷蔵庫3機種を、2019年1月に発売する。容量27Lで客室家具にスッキリ収まる薄型の「GR-HB30PT」、容量38Lで1L紙パックが入るドアポケット付き「GR-HB40PA」、容量27Lでドアポケット付き「GR-HB30PA」をラインナップ。価格はオープンプライスだが、受注生産のため、想定売価は設けていないという。
ホテルの客室向けの1ドア冷蔵庫。2020年の東京オリンピック開催に向けて、多様化するホテルの客室レイアウトに対応したモデルとしている。
いずれもインバーター式コンプレッサーを搭載しており、きめ細やかな制御で消費電力量を抑えられるという。コンセントを抜かずに運転停止できる電源スイッチを標準装備しており、客室が稼働していないときに手軽に節電可能。
冷却能力も優れており、宿泊客の「要冷蔵品をしっかり冷えた状態で保存したい」というニーズにも応える。扉は左右の開きを変更できるリバーシブル設計で、注文時に客室のレイアウトに合わせて右開き/左開きを選択可能。
薄型化する客室家具にすっきり収まる「GR-HB30PT」
昨今、客室にゆとりのある幅広のベッドを導入するホテルが増加する一方、デスクをはじめとする客室家具の薄型化が進んでいるという。GR-HB30PTは奥行き390mmとスリムで、薄型化が進む家具下にすっきり収まるサイズとしている。
薄型ながら、庫内には2Lペットボトルや1L紙パックも収納可能。デザインにおいても、ホテル客室に調和するドア面材の質感を活かし、インテリア性も高いという。
本体サイズは、425×390×499mm(幅×奥行き×高さ)。棚が1枚付属する。カラーはホワイトとブラウンの2色。