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デロンギ、乾燥しにくい“ゼロ風暖房”のMDヒーターを刷新、直感的に操作できるつまみを採用

 デロンギ・ジャパンは、乾燥しにくい“ゼロ風暖房”が特徴の「マルチダイナミックヒーター(MDヒーター)」を刷新し、クリックノブで直感的に操作できる新モデルを発売した。1,500Wモデル「MDHU15-BK」と、900Wモデル「MDHU09-BK」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、79,880円、59,880円(税抜)。

直感的に操作できる「マルチダイナミックヒーター」

 同社ヒーターの最上位機種「マルチダイナミックヒーター」の新モデル。温風を出さずに熱を放射するため、乾燥しにくく輻射熱で部屋全体をムラなく暖められるという。MDヒーターだけの特徴である、静音性と室温を一定にする5つのモジュールも継承している。気温のわずかな変化も敏感に察知し、設定した温度を±0.1℃の範囲でキープする。

 これまでのモデルは、付属リモコンでの操作をメインにしていたが、新たにクリックノブ(つまみ)を本体に搭載。ノブを回して出力やタイマーを切り替えられる点が特徴で、使いやすさにこだわった仕様としている。回して“選択”、押して“決定”の2アクションで、誰でも簡単に操作できるという。

新たにクリックノブを搭載し、直感的に操作できるという

 また一般的なオイルヒーターの表面温度は90℃以上に上昇することがあるのに対し、同社のヒーターは先進技術で平均表面温度約60℃を実現。触れてもやけどしにくいという。このほか安全機構として、すきまに指が入らない構造や、キャスターロック、チャイルドロックを備え、子供のいたずらによる誤作動も防ぐ。

 1,500Wモデルの適用畳数は10~13畳。出力調節は、「300W/600W/900W/1,200W/1,500W」の5段階。本体サイズは、510×275×665mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約12.5kg。

 900Wモデルの適用畳数は6~8畳。出力調節は「300W/600W/900W」の3段階。本体サイズは、370×275×665mm(同)で、重量は約8.5kg。

5つのモジュールを搭載したMDならではのヒーターは、気温のわずかな変化も敏感に察知し設定温度をキープできる点も特徴

MDヒーター非搭載ながらムラなく暖める「デロンギ ユニカルド オイルヒーター」

 このほか、MDヒーターの特徴は非搭載ながら輻射熱暖房でムラなく暖められる「デロンギ ユニカルド オイルヒーター」も発売した。1,500Wモデル「RHJ65L0915」と、1,200Wモデル「RHJ65L0712」の2機種をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、42,880円、38,880円(税抜)。

デロンギ ユニカルド オイルヒーター

 操作部はクリックノブを採用。温風が出ないため、乾燥しにくい点も特徴としている。表面温度は約60℃を実現し、チャイルドロック機能や、すきまに指が入らない構造も採用する。

 1,500Wモデルの適用畳数は10~13畳。出力調節は、「600W/900W/1,500W」の3段階。本体サイズは、560×300×680mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約16.5kg。

 1,200Wモデルの適用畳数は8~10畳。出力調節は「500W/700W/1,200W」の3段階。本体サイズは、475×300×680mm(同)で、重量は約13.5kg。

ディスプレイノブを採用した「デロンギ アミカルド オイルヒーター」

 10月に発売予定の「デロンギ アミカルド オイルヒーター RHJ35M0812-DG」もラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は29,880円前後(税抜)。

デロンギ アミカルド オイルヒーター

 操作部にディスプレイ一体型のノブを採用したモデルで、ノブを回して選択するだけで、温度や運転時間をダイレクトにコントロールできる。

 出力は「500W/700W/1,200W」の3段階で切り替え可能。適用畳数は8~10畳。平均表面温度は約70℃を実現している。

 本体サイズは、430×260×650mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約12.5kg。