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東芝、座る前にミスト噴射し便器に汚れが付きにくい瞬間式温水洗浄便座

 東芝ホームテクノは、便器に汚れが付きにくい瞬間式温水洗浄便座2機種を、6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はワイヤレスリモコン付きの「SCS-SW311」が45,000円前後、リモコン一体型の「SCS-SW301」が40,000円前後(ともに税抜)。

瞬間式温水洗浄便座「SCS-SW311」(左)、「SCS-SW301」(右)

 着座する前にミストで便器を濡らし、汚れを付きにくくする新機能「プレケアミスト」を搭載。便座のフタを開けると自動で便器内にミストが噴射され、その水滴により汚れの付着を抑えるという。便器洗浄時の汚れが落ちやすいため、使用後の掃除や日々のお手入れが楽になる。

座る前にミストを便器に噴射する「プレケアミスト」

 さらに、洗浄水にエアポンプで気泡を混入し、シャワーにボリューム感を与えながらソフトな当たりを実現する、同社独自のエアインマイルド洗浄も進化。エアポンプのON/OFFを短い周期で繰り返す「リズム洗浄」を新たに採用し、これまで以上におしりにやさしく、しっかり汚れを落とすことが可能としている。

 ノズルには、傷がつきにくく掃除が簡単な着脱式ステンレスノズルを引き続き採用。おしり洗浄とビデ洗浄とで異なる2つのノズルを備えているのも特徴。

おしりにやさしく、しっかり汚れを落とす「リズム洗浄」

 「SCS-SW311」の本体サイズは、446×543×158mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約4.1kg。「SCS-SW301」の本体サイズは489×543×158mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約4.3kg。

 また、2つの新機能のうち「リズム洗浄」のみを搭載した「SCS-S301」も6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後(税抜)。本体サイズは489×543×158mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約4.3kg。

 3機種いずれも定格消費電力は1,267W。水勢はおしり、ビデともに各4段階調節で、温水温度は3段階調節。暖房便座温度も3段階調節となっている。カラーはパステルアイボリー。