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コロナ、外気温2℃でも足もと35℃まで暖めるルームエアコンWシリーズほか
2018年3月22日 16:17
コロナは、ルームエアコンの2018年モデルを発売した。Wシリーズ、Nシリーズ、冷房専用シリーズなど17機種で、価格の一例は、Wシリーズ寒冷地仕様「冬暖」の6畳用(CSH-W2218RK2)が25万円(税抜)。
Wシリーズは、同社のルームエアコンで最も暖房能力が高いシリーズ。外気温2℃時で5.3kWの安定した暖房能力を備える。最高約55℃の高温風が大風量で吹き出し、「新足もと気流制御」により足もと温度約35℃まで効率よく暖めるほか、外気温マイナス7℃でも定格能力以上の5.1kWの高い暖房能力を発揮するという。
また除霜運転中も暖房運転を継続させる「ノンストップ暖房」機能を搭載しており、除霜時も室内が極端に下がらず暖かさが持続。さらに運転スイッチを入れてから約2分で温風が吹き出す「暖速モード」機能も備えている。
Wシリーズ寒冷地仕様「冬暖」には、室外機に高い低温暖房能力と凍結防止ヒーターを搭載。ドレン凍結による能力低下を抑制することで、外気温度マイナス25℃時の暖房運転を可能とした。
一方、冷房時には快適冷房機能「天井気流制御」を搭載。天井に送られた冷気が部屋全体にふりそそぐように降りてくるため、部屋中がすばやく快適な涼しさになるという。また「ビッグルーバー」のワイド気流により、部屋全体をムラなく冷房できるとしている。
除湿運転では、2つのモードが選択可能。寒くならない「再熱除湿」は就寝時に、弱冷房除湿の「涼除湿」は蒸し暑い日に適しているという。いずれもリモコンの専用ボタンで選択、操作できる。
そのほかの機能として、梅雨時や花粉の多い時期に増える部屋干しに対応した「ランドリーモード(衣類乾燥モード)」を搭載。外気温度・室温によって、運転モードを自動選択し、洗濯物を効率的に乾かすという。
なおWシリーズには、0.3μm粒子を約80%キャッチし、PM2.5に対応する空気清浄フィルターを搭載(交換目安は3年)。またフィルターに吸着したニオイを触媒効果で分解、脱臭する脱臭フィルターは、10年交換不要としている。