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ダイソンのドライヤーでスタイリング体験! ブローの秘訣は温度にアリ

 ダイソンは、「Dyson Supersonic ヘアードライヤー」の限定カラー「アイアン/レッド」を、3月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、45,000円前後(税抜)。発売を記念して、Dyson Supersonicを使ったプロのヘアスタイリストによるスタイリング施術体験会を、メディア向けに開催した。

「Dyson Supersonic ヘアードライヤー」アイアン/レッドを限定カラーとして発売

 Dyson Supersonicは、小型ながらパワフルな風を送り出すヘアードライヤー。1分間に最大11万回転する「DDM V9」モーターや、吸い込んだ空気の量を3倍に増幅して高圧・高速の気流を生み出す「エアーマルチプライアー」、設定温度よりも高温にならないように調整する「インテリジェント・ヒートコントロール」などを採用している点が特徴。髪を熱ダメージから守りながら、すばやく乾かせるという。

 温度は「高/中/低」、風量は「強/中/弱」の各3段階で設定可能。このほか、冷風ボタンを備える。

羽根のない扇風機と同様の送風方式「エアーマルチプライアー」を採用。温度と風量は各3段階で調整できる

温度設定を駆使してまとまりのある髪に

 体験会は、原宿神宮前の美容室「TONI&GUY」で開催。プロのヘアスタイリストによるスタイリングを体験してきた。シャンプー後、タオルドライをしてもらい、さっそく髪を乾かしてもらった。

 Dyson Supersonicは、風量によって温度が変わる仕様で、高温設定で強風の場合は78℃、中風は88℃、弱風は100℃に調節される。なお、中温(62℃)、低温(45℃)、冷風設定時は、風量にかかわらず一定の温度となる。

 スタイリストによると、濡れた髪を乾かすときはまず、78℃がオススメだという。極端な熱を与えず、パワフルな風量ですばやく乾かすためだ。78℃という温度は、一般的なドライヤーと比べても低温の部類だが、風量があるためしっかり乾かせ、なおかつ髪にやさしいというメリットがある。

まずは「高温×強風」の78℃で乾かす
低温でも風量があるため、髪をいたわりながらしっかり乾かせるという

 ある程度乾いてきたら、送風口にノズルを装着してスタイリングに移行。「高温×弱風」の組み合わせにして温度を100℃まで上げる。高温度にすることで、ブローの際に髪のうねりやクセをより真っすぐに伸ばしやすくなり、髪が整えやすくなるという。同社の研究では熱によるダメージは150℃以上で起こるため、100℃は髪が傷みにくい範囲の熱としている。

 実際に100℃設定で髪を整えてもらうと、一度ブラシを通しただけで髪がストンと真っすぐになり、ヘアアイロンを使ったような仕上がりになっていた。普通に乾かしたときよりもツヤが出ていて、毛先もまとまっている。

 最後は全体に冷風を当て、スタイリングした髪型をキープさせる。また、冷風にはキューティクルを引き締める効果もあるという。

 ブローをしてもらう前の髪と、ブロー後を比べてみると差は歴然。ブロー前の髪は、朝起きてヘアミストを付けてブラシでとかしただけだったため、毛先がはねてパサパサしている。一方ブロー後は、しっとりしており毛先もキレイにまとまっていた。改めて、ブローの大事さを思い知らされた。

ノズルを付けてスタイリング。「高温×弱風」の組み合わせで温度を100℃まで上げる
髪がストンとまっすぐになり、毛先はまとまっている
Before。毛先がハネて広がっている
After。まとまりのある髪に。ツヤが出ていてしっとりしている

 また、Dyson Supersonicは、モーターがハンドル部に搭載されているという特徴がある。ヘッド部にモーターが搭載されている一般的なドライヤーとは異なり、ヘッドが軽く長時間使っていても疲れにくいという。1人でブラシを使いながらブローするのも簡単にできそうだ。

限定色アイアン/レッドを発売。新生活シーズンのギフトに

 3月20日に発売する、限定カラー「アイアン/レッド」は、直販・百貨店および、一部量販店にて購入可能。

 収納ボックスにも、ドライヤー本体と同様にレッドを採用。新生活シーズンのギフト用途にも活躍するとしている。

 本体サイズは、78×97×245mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約630g。消費電力は1,200W。付属ノズルとして、スムージングノズル、スタイリング コンセントレーター、ディフューザーを用意する。

収納ボックスのほか、3つのノズルが付属する