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家電トランプに家電ガチャ、ナショナル坊やも参戦するパナソニックミュージアムグッズの数々
2018年3月9日 00:00
パナソニックは、2018年3月7日に、創業100周年を迎えた。これにあわせて、大阪府門真市にパナソニックミュージアムをオープン。3月9日に一般公開を開始する。入場料は無料。
今回、パナソニックミュージアムを訪れる機会を得たが、そこで目にしたのが、パナソニックミュージアムで新たに販売する各種グッズだ。
懐かしい人には堪えられない「ナショナル坊や」の貯金箱や、パナソニックの創業者である松下幸之助氏による書が描かれた扇子、そして、歴代のエポックメイキングな家電商品を使った「家電トランプ」まで用意され、さらに、懐かしの家電による「家電ガチャ」も設置されている。
家電の進化がひとめでわかる「家電トランプ」
とくに、家電トランプは、パナソニックの津賀一宏社長もお気に入りのオリジナルグッズだという。
数字ごとに商品ジャンルを分けており、AからKまでは、配線器具、アイロン、乾電池、ラジオ、オーディオ、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、炊飯器、掃除機、シェーバー、エアコン、電子レンジの順で13ジャンルを網羅。スペードは創業から1959年まで、ハートは1960年から1979年まで、クローバーは1980年から1999年まで、ダイヤは2000年から現在までとなっており、それぞれのカードには、商品の写真と型番、発売年が掲載されている。
たとえば、スペードのAは、1918年発売のアタッチメントプラグであり、ダイヤのKには、2017年に発売されたスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」が描かれている。すべてのカードを並べると、パナソニックの家電の歴史がわかるようになっている。
1968年にオープンし、2017年10月31日に閉館したパナソニック 松下幸之助歴史館では、こうしたグッズの販売はなかったが、今回のパナソニックミュージアムのオープンにあわせて用意されたという。
これらのグッズは、パナソニックミュージアムの「ものづくりイズム館」で購入可能。また、松下幸之助氏の書による扇子などは「松下幸之助歴史館」で購入できる。パナソニックミュージアムを訪れた際には、購入してみてはどうだろうか。
なお、パナソニックミュージアムは、松下幸之助氏の経営観や人生観に触れることができる「松下幸之助歴史館」と、第1号商品をはじめとする約550にのぼる商品展示などを通じて、パナソニックのものづくりのDNAを探ることできる「ものづくりイズム館」、190本のソメイヨシノを植え、一般に開放する「さくら広場」で構成。パナソニックミュージアム全体の面積は、25,330m2に達する。
松下幸之助歴史館は、1933年に、同社が竣工した第3次本店とまったく同じ場所に、当時と同じ建物外観の建物を、最新の建築技術を用いて新築復元している。これは、当時の写真をもとに設計図を起こしたり、色再現技術により同じ色合いを再現したりといったことが行なわれている。
パナソニックミュージアムの開館時間は、9時~17時。休館日は、日曜日および年末年始だが、オープン直後の3月11日(日)は特別開館する。
住所は、大阪府門真市大字門真1006番地。問い合わせは、06-6906-0106。