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乾燥機能付き洗濯機の利用率半数以上でも、乾燥機能を使っている人は1割以下
2018年1月24日 14:02
ソフトブレーン・フィールドは、「専業主婦世帯と共働き世帯の洗濯に関する調査」を実施した。調査期間は1月11日~14日で、調査対象は既婚男女1,756名。調査対象のうち「専業主婦世帯」は58.9%、「共働き世帯」は41.1%だった。
まず、普段使用している洗濯機のタイプについては、専業主婦世帯の53.6%が乾燥機能が付いた洗濯機(縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯乾燥機含む)を使っていた。共働き世帯では、さらに利用率が高く57.9%の人が乾燥機能付きの洗濯機を使っているという結果になった。また共働き世帯、専業主婦世帯いずれも縦型洗濯乾燥機を利用している人の方が、ドラム式洗濯乾燥機を使っている人よりも15%以上多かった。
つぎに洗濯物の乾かし方については、屋外干しが最も多く、専業主婦世帯が83.6%、共働き世帯が76.2%だった。ついで、部屋干し(専業主婦世帯41.9%、共働き世帯52.2%)、浴室乾燥機(専業主婦世帯9.1%、共働き世帯8.2%)と続く。洗濯機の乾燥機能を使って洗濯物を乾かしていると応えたのは専業主婦世帯8.3%、共働き世帯9.2%といずれも1割以下という結果になり、乾燥機能付きの洗濯機を持っていても、乾燥機能を使っていない人が多いということがわかった。
洗濯洗剤については、液体洗剤を使っているという人が共働き世帯で76.1%、専業主婦世帯でも71.3%という結果になり、圧倒的な支持を集めていることがわかった。次いで、粉末洗剤(専業主婦世帯22.1%、共働き世帯17%)、ジェルボール洗剤(専業主婦世帯4.1%、共働き世帯4.8%)という結果になった。
普段の洗濯方法は「おまかせ・全自動コース」を利用している人が専業世帯で62.7%、共働き世帯で65.3%で、次いで、洗い時間やすすぎ回数、脱水時間などを「自分で設定する」が、専業主婦世帯で31.8%、共働き世帯で32.9%だった。液体洗剤の中には、スピードコースでの使用を薦める商品も多いが、「スピード・お急ぎコース」を利用は、専業主婦世帯で9.9%、共働き世帯で11.1%であり、実際に利用する頻度は少ないことがわかった。