ニュース

タカラトミー、犬種や年齢、体型ごとの最適なお散歩時間がわかる「いぬのきもち お散歩タイム」

 タカラトミーは、犬専用のウェアラブルデバイス「いぬのきもち お散歩Time」を今秋から発売する。予定価格は12,000円(税抜)。

犬専用のウェアラブルデバイス「いぬのきもち お散歩Time」と専用アプリ

 犬の首輪に装着して使う犬用のウェアラブルデバイス。散歩中の活動量を計測、アプリと連動させることで散歩中に必要な残りの運動時間をリアルタイムで更新しながら、飼い主に知らせる。

 アプリでは、最適な活動量を算出する。タカラトミーが独自に収集した1万頭以上の飼い犬データを分析し、専門家の監修のもと算出された犬種や年齢、体型ごとの最適な活動量が記録されているという。

専用アプリには、タカラトミーが独自に収集した1万頭以上の飼い犬データを分析し、専門家の監修のもと算出された犬種や年齢、体型ごとの最適な活動量が記録されている

 本体では、犬の歩き方も自動で識別。「犬の歩様(歩き方)」を「きょろきょろ歩き」「歩行」「はや足」「かけ足」の4種類に自動的に識別し、活動量を算出する。同じ歩数でも歩様の種類によって活動量は大きく異なるという。

 また、散歩後には飼い主の消費カロリーを算出することも可能。本体のデザインは、ビスケット型を採用。アバターの着せ替えやミニゲームなどのエンターテイメント機能も備える。

本体装着イメージ
ビスケット型のデザインを採用する

 タカラトミーでは、ペットの健康に対する飼い主の意識が大きく高まっていることを受けて製品企画をスタート。ペットの健康管理を飼い主とペットが共に楽しみながら取り組むためのきっかけを提案するとしている。

 なお、犬の運動の分析は、麻布大学獣医学部動物応用化学科 菊水健史教授からのアドバイスを受けている。飼い犬データの分析は王子ペットクリニック重本仁院長が監修する。本体は、ベネッセコーポレーション『いぬのきもち』編集部と共同開発されたもの。

 本体サイズは、40×15×38mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約14g。電源は内蔵のリチウムポリマー電池で、1回の充電時間は約4時間、約1週間の連続使用が可能。