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ペットボトル反対vs賛成でカンニング竹山さんなどがバトル。エコな炭酸水メーカーを提案
2017年4月27日 12:53
ソーダストリームは、同社のブランド哲学を体験できるイベント「sodastream cage WORLD tour 2017 in TOKYO」を、Billboard LIVE TOKYOにて開催した。
同社は、1903年に家庭用炭酸水メーカーを開発し、現在は世界約45カ国で販売する炭酸水ブランド。本体にガスシリンダーをセットすることで、水道水から簡単に炭酸水が作れ、家庭でいつでも新鮮な炭酸水が飲めるという。ペットボトルゴミを排出せず、エコである点も特徴としている。
今回のイベントは、3つのブランド哲学を参加者に伝えることを目的として開催。「1.SMART」(炭酸水を保管する、ペットボトルを捨てるという行動を不要にし地球環境を守る)、「2.SIMPLE」(機能的ながら操作が簡単)、「3.SODA」(炭酸の強さを調整して好みの炭酸水が作れる)の3つをブランド哲学としており、炭酸水を使ったオリジナルドリンクを楽しみながら、環境問題について考えるトークショーなどが行なわれた。
作りたての炭酸水で楽しむハイボールが刺激的!
ドリンクメニューのラインナップは、ソーダストリームの炭酸水で作ったハイボールや、白ワインをソーダで割ったスプリッツァーなど。ジンジャーエールや、作りたての炭酸水にフルーツを入れたソフトドリンクも用意されていた。
まずハイボールを飲んでみたところ、強めの炭酸が刺激的でこれから暑くなる季節にぴったりだと感じた。炭酸の強さは調節できるため、好みに応じて楽しめるのもポイントだ。また、白ワインを使ったスプリッツァーは、スパークリングワインのような味わい。炭酸水で割っているためアルコール度数が強すぎず、ほろ酔い気分が楽しめる。
シンプルな炭酸水も、フルーツを入れることで甘みや酸味が感じられ、サワーのような口当たりに。お酒が飲めない日に向いていそうだ。
500mlのペットボトルで炭酸水を買うと、あっという間になくなってしまい消費量が増えてしまう。しかし、ソーダストリームでは、1本のガスシリンダーで作れる炭酸水の量は約60L。交換用ガスシリンダーは1本2,160円(税込)で販売されており、水道代を除けば、500ml分の炭酸水が約18円で作れる計算になるので、かなりお得だ。
ペットボトルのリサイクルはCo2を排出する。カンニング竹山さんと岡幸二郎さんがディベート
トークショーでは、タレントのカンニング竹山さんと、環境問題にも精通したミュージカル俳優の岡幸二郎さんが、ペットボトルゴミの排出をテーマにディベート。仲介人として、環境問題の研究家である武田邦彦さんも登壇した。
ペットボトル賛成派のカンニング竹山さんは、1日に数本のペットボトルを消費し、「ペットボトルはリサイクルに出すから問題ない」と言及。
一方、反対派の岡幸二郎さんは、「ペットボトルは人工物なので、リサイクルに出しても環境問題の改善には繋がらないんです」と反論した。
そこで、武田邦彦さんの解説が入り、ペットボトルの主な原料は石油なため、リサイクルしてもペットボトルを製造・運搬するときと同等の石油を消費すると説明。「ペットボトルをリサイクルをすることでCo2が削減されると思われがちですが、実際はCo2の排出量を増やしています」と述べた。
また、竹山さんは「空のペットボトルを使って、空気を吸い込む小顔ダイエット方法があります。ペットボトルがなかったらこのダイエット方法ができなくて女性たちが困ります」と持論を展開。
それに対して岡さんは、「僕、マッサージに関する資格を持ってるので言いますけど、小顔になるにはまず側頭部をほぐすんです。とにかく側頭部をマッサージして、次は頬骨の下を内側から外側にグイッと押し、耳の方まで流すんです。そうしたら最後に耳裏から鎖骨までマッサージしてリンパを流す! これが小顔に効果的なので、ペットボトルがなくても問題ありません!」と述べ、最終的にはペットボトル反対派に軍配が上がった。