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磁力で浮いて走るリニアモーターカーの仕組みを学べる工作キット

 電子工作キット「エレキット」の企画・開発・製造を行なう、イーケイジャパンは、電気と磁石の力で浮いて走る模型「リニアモーターエクスプレス」を、4月中旬に発売する。価格は6,500円(税抜)。

イーケイジャパン「リニアモーターエクスプレス」

 車体とレールの両方に磁石を埋め込み、車体を浮き上がらせて走らせるリニアモーターカーの電子工作キット。

 側面のレールにはN極とS極が交互に並んだ磁石が、車体本体には電磁石が取り付けられている。電磁石に電気を流すことで、レールの側面とくっついたり、離れようとしたりを繰り返し、本体が前進する。

 実際に浮いて走る様子を、横から見られるよう、外側にはレールを設けなかったという。

実際に浮いて走る様子を、横から見られる

 高速で2分間走り続けるモードと、速度を選んで(低速・中速・高速)走り続ける、2つのモードから選べる。

 本物のリニアモーターカーとほぼ同じ機構を、自分で組み立てて仕組みを学び、浮いて走る様子を目で見て学ぶことで、世界最先端の技術を体感できるという。

リニアモーターエクスプレスが走行する様子

 列車のサイズは37×276×30mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約130g。電源は単四形アルカリ乾電池2本。対象年齢は10歳以上。工作時間の目安は約3時間。別途、はさみまたはカッター、ニッパー、ドライバー(プラス/マイナス)が必要になる。

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