ニュース

パナの自律搬送ロボット「HOSPI」が成田空港で実証実験。食事後の下げ膳やドリンク配布など

 パナソニックは、自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピ)」の実証実験を、成田国際空港とANAクラウンプラザホテル成田で、1月中旬から実施することを発表した。

自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピ)」

 HOSPIは、人の代わりに搬送作業を行なうロボット。あらかじめ記憶させた地図情報に基づき、高性能センサと高度な障害物回避アルゴリズムにより、移動環境を認識しながら走行する。歩行者や障害物に接触することなく、安全かつ効率的に搬送できるという。すでに国内外4カ所の病院では、薬剤や検体の搬送などに利用されている。

 今回の実証実験では、空港内のラウンジ「ナリタ トラベラウンジ」で食事後の下げ膳や、ホテルロビーを巡回し、利用者にペットボトルのドリンク配布、バスの発車案内を行なう。実験を通し、HOSPIの搬送サービス拡大に向けた実用性を検証するとともに、今後の商品化に向けた開発を加速していくという。

 実施期間は、成田空港内では1月23日(月)~27日。ANAクラウンプラザホテル成田では1月14日(土)~18日(水)。

背面