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パナソニック、メガホン型翻訳機「メガホンヤク」を法人向けサービスとして提供

 パナソニックは、メガホン型翻訳サービス「メガホンヤク」の提供を、12月20日に開始する。公共機関など法人向けとしており、サービス提供価格はオープン。月額利用料は約15,000~20,000円前後(36カ月契約)。

メガホン型翻訳機「メガホンヤク」

 メガホン型翻訳機を使用し、日本語を英語などに翻訳して再生するサービス。伝えたい内容を翻訳機に日本語で音声入力すると、登録されている文章と音声照合して翻訳し、「日本語/英語/中国語/韓国語」で再生される。言語と順番は選択可能。交通機関やイベント、観光地など、さまざまな場面で来場者の誘導をスムーズにできるという。

 翻訳機には、約300の定型文があらかじめ登録されている。数字などの文章を含むものは、いくつかのパターンから選択できるワード選択機能にも対応しており、全体で約1,800パターンの文章が利用可能。

クラウド経由でソフトウェアアップデートなどが行なえる

 また、あらかじめ登録された文章以外に、使用する場所や用途に合わせたユーザー専用の文章も追加できる(別料金)。クラウドサービスを活用した機器メンテナンスでは、定型文追加やソフトウェアアップデートが行なえ、安定した状態でサービスが利用できるとしている。

 このほか、騒音下でも正確に入力できる高性能な音声認識や、屋外でも使用できる防塵・防水設計を備える。