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2016年度上期の白物家電は好調、高付加価値製品を中心に更新需要あり

 日本電機工業会(JEMA)は、9月度および2016年度上期の国内家電出荷金額を発表した。出荷総額は1,873億円で、前年同月比106.2%と2カ月ぶりのプラスとなった。

 製品別の出荷額は、エアコンは393億円で同8.3%増、冷蔵庫は427億円で同1.9%増と、ともに2カ月ぶりのプラス。洗濯機は293億円の同11.6%増で、3カ月連続のプラスとなった。

 2016年度上期の国内家電出荷額は、前年同期比2.4%増の1兆2,149億円で、前年同期を上回った。

 JEMAでは、今夏は台風や大雨による天候不順の影響があったものの、高付加価値製品を中心とした更新需要により堅調に推移したという。

過去1年の国内出荷金額動向