日本電機工業会(JEMA)は、8月度の国内家電出荷金額を発表した。出荷総額は1,785億円で、前年同月比95.8%と2カ月ぶりのマイナスとなった。
製品別の出荷額は、エアコンは519億円で同12.3%減、冷蔵庫は411億円で同6%減と、ともに2カ月ぶりのマイナス。洗濯機は252億円の同8.1%増で、2カ月連続のプラスとなった。
JEMAでは、8月は全国的に気温が高かったものの、台風などの天候不順も影響し、ルームエアコンや冷蔵庫などの主要製品がマイナスとなったとしている。ただし、4月からの累計でみると、民生用電気機器全体では前年同期比1.8%増となり、前年を上回る水準を維持しているという。