カデーニャ
自動で体重を記録できるWi-Fi体重計でダイエットを習慣化!
2018年7月18日 08:00
もう1年半ほど前のことになりますが、仏Withingsの「WS-50」という体重計を購入しました。なお、Withingsは現在NOKIAに買収されており、この体重計は「NOKIA BODY」というNOKIAブランドの製品として販売されています。
この体重計の最大の特徴は、Bluetoothに加えてWi-Fiも内蔵していること。つまり、自宅の無線LANルーターと直接通信できる体重計なんです。測定した体重・体脂肪率データのクラウドアップロードはすべて自動。スマートフォンにいったんデータを転送してから、さらにアップロードし直すような手間はありません。個人設定を一度済ませておけば、とにかく体重計に乗るだけで、あとはもうすべて自動、というのがカ・イ・カ・ンな部分です。
自動で記録できることって、習慣化しやすいですよね。例えば体重の推移を毎日記録するようなレコーディングダイエット。体重計に乗るのは乗るんですが、体重の転記が面倒になっちゃうことありませんか? そこで自動化です。転記の面倒くささが1つ解消できれば習慣化へのハードルも低まるのも必然です。
計測データのアップロード先はクウラドですから、PC、スマートフォン、タブレットなど、閲覧デバイスの種類も問いません。やはりこの手のデータは1年分くらい貯まってくると重みが増します。「ちょうど1年前は何キロだったっけ」「2016年で体重が一番重かったのは11月だったか……」などと「見える化」できるので、特にダイエット中は張り合いが出るでしょう。
そしてもう1つ、忘れちゃいけないのが運用コスト。月々の課金が不要な国内のオンライン体重管理サービスは一般的かと思いますが、この体重計を使う限りは過去のデータも無料で保存してくれますし、そもそも課金プラン自体ありません(2017年8月現在)。体重計は一度買えば長く使えるモノですから、これは大変ありがたいです。
ほぼ唯一の不満点は、体重の計測単位が200gであること。私も最初は戸惑いましたが、自動で体重を記録し続けてくれる快適さを前にしては、それほどこだわらなくなってしまいました。
なお、WS-50はすでにメーカーからの出荷は終了しているようで、現在はその代わりに、事実上の後継モデルとなる「Body」が販売されています。また、上位モデルの「Body Cardio」では100g単位での計測精度を実現するなど、着実な機能強化も果たしているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事は、2017年8月14日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。 |