カデーニャ

振って止める! 目覚ましの革命「cloudiss」が便利

※今回の記事は、カデーニャを運営する株式会社Cerevoの製品レビューです

私は普段、スマートフォン2台と目覚まし時計の合計3台を、5分ごと順番に鳴るように設定しています。大抵は鳴る直前か1台目で起きますが、寝不足の日や疲れが残っている日には2台目、最悪の場合は目覚まし時計にまで出番が回ってきます。

でも正直な話、3台体制は面倒です……。できれば1台にしたい。

そんな思いを叶えてくれそうなのが、Cerevoの開発したアラーム「cloudiss」です。cloudissは「大音量」「本体を振らないと止まらない」「Googleカレンダー連携」という3点が大きな特徴のアラームです。

Cerevoのスマートフォン連携アラーム「cloudiss」

最初に結果からご紹介します。どのような方にオススメできるか、逆にオススメできないのか。

オススメできる人

普通の目覚ましでは頼りないと思っている方
Googleカレンダーでスケジュール管理している方

オススメできない人

普通の目覚ましでも十分起床できる方
腕の持久力に自信がない方もしくは高齢の方

一見してアラームとはわからないシンプルなデザイン

cloudissの外観は非常にシンプルなデザインです。オシャレですが一見して目覚ましには見えないので、家族や同居人がいる方は、これが目覚ましであることと、アラームの止め方だけは教えておいた方がいいと思います。きっと教えない限り、アラームが鳴っても止め方が分からないでしょうから。

トップの木材部分を反時計回りに回すとLEDインジケーター、microUSB端子、機能ボタン、リセットボタンが出てきます
内蔵バッテリーはメーカーの公称値で最大21日間持つそうです
本体サイズは直径約36.5mmで高さが91.5mmの円筒形。小さいので持ち運びもできます

アラーム時間やアラーム音の種類・音量などの各種設定はスマートフォン向けアプリで行います。アプリは本記事執筆時点ではiOS版しかありません。Androidユーザーには残念です。

アプリの設定画面

本体を縦方向に思い切り振ってアラームを止める

指定時間になるとアラーム音が鳴るわけですが、止める方法は変わっていて、本体を主に縦方向に思い切り振ることでアラーム音を止めることができます。アラーム音を止めるための代替操作は本体には用意されていません。

アプリからのアラーム停止も可能ですが、アプリを起動→「設定」→「その他」→「ブザー停止」と、いくつかのステップを進める必要があるので面倒です。結局「振るしかない」んです!

この「振る」、いや「思い切り振る」アクションが必要だという点が最大の特徴です。

実際、掲載した公式動画からも分かると思いますが、思い切り振らないと止まりません。寝転がった状態では上手く振れないので、体を起こすしかなく、結局起きることになるのです。

振る動作の強さはアプリの設定から変えられますが、一番軽い設定でもそれなりに振らないと止められず、これが結構疲れます。何も持たずに腕を振ってヘトヘトになるようだと、正直な話、cloudissの日々の使用はキツイと思います。

そもそもの製品コンセプトが、普通の目覚ましでは起きられない人を起こすことだと思いますので、ここまで大変にしているんでしょう。「キチンと起きないとアラーム音を止められないアラーム」というコンセプトを実現できていると思います。

【お詫びと訂正】
記事初出時、共有していた動画に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

iPhoneの最大音量よりも大きくできるアラーム音量

アラームの音量は大きいですが、近所迷惑というほどではありません。購入検討の際、音量を気にする方は多いと思います。あまりに大音量だと近所迷惑で使えませんからね。ですが、cloudissはアラーム音量を調整できるのですが、私の感覚では最小設定でiPhoneのアラームの音量5メモリくらいでしょうか。最大設定は公式だとiPhone比3倍と書かれていますが、感覚的には2倍程度といったかんじです。

音の種類は3タイプから選べます。

「タイプ1」が「ピーーーー」、「タイプ2」が「ピピピッ」、「タイプ3」が「ピピピピピピピピピピピピ」という感じです。個人的にはタイプ1はちょっと不快感を感じます。タイプ2はごく普通の音です。私はタイプ2にしましたが、本当に朝が苦手な方にはタイプ3がいいかもしれません。タイプ3 & 音量最大だと、おそらく、ほぼ全ての方が起床できると思います。

Googleカレンダー連携機能が便利!

cloudissはGoogleカレンダーと連携して、Googleカレンダーに登録した予定の1時間とか2時間前になるとcloudissがアラーム音を鳴らして教えてくれます。また、予定の名前を声で教えてくれる音声読み上げ機能も搭載しています。ただし、音声読み上げはcloudissではなくiPhoneのスピーカーから行われるのでご注意を。

私は普段、スマートフォンの通知でGoogleカレンダーの予定をチェックしますが、サイレント設定から戻し忘れている時など意外と気付かないこともあるので、cloudissとの連携機能に魅力を感じました。

連携は「カレンダー」単位で行うので、cloudissと連携する予定は全て「アラート予定」とか「cloudiss予定」とか「重要予定」とか、何か分かりやすい名前のカレンダーにすればいいと思います。

カレンダー設定画面。「オフセット時間」というのは、予定の何時間何分前にアラーム音を鳴らすかという設定

アイディア次第で他のメンバーをアラームで起こすことも

Googleカレンダーでは他のユーザーとの共有カレンダーも作成できますが、もちろんcloudissでその共有カレンダーを指定することもできます。

すなわち、他のユーザーが作成した共有スケジュールに従って自分のcloudissがアラーム音を出すこともあるわけです。これはグループで行っているプロジェクトや何らかの仕事において、参加メンバー全員に各予定を徹底させたり、絶対に寝坊されたくない場合に便利だと思います。

もちろん全員にcloudissを持たせる必要がありますが、グループメンバー全員に一斉にアラートを届ける物理的なアイテムというのは珍しいのではないでしょうか。

先ほどの設定画面にある「参照時間範囲」は、その範囲内のみアラーム音を鳴らす、という設定です。それ以外の時間帯は、仮にスケジュールがあってもcloudissは音を出しません。何かの間違いで深夜のスケジュールが作られても、その時間帯を避ける設定にしておけば起こされる心配はないです。

私の場合は朝の起床用よりも、Googleカレンダー連携によるスケジュールのアラート機器として使いたいと思いました。現時点での実売価格で約14,000円と結構お高いのですが、目覚ましとしても強力なので、朝が苦手という方にはオススメですね。

この記事は、2018年3月19日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。

長田 卓也

老舗のAndroid専門ニュースメディア「GAPSIS(ガプシス)」編集長を務めつつ、Androidアプリメディア「オクトバ」をはじめ、他メディアへの記事提供/執筆なども手掛けています。最も強く関心を持っている分野はモバイル、PC、インターネットなどですが家電全般の最新情報に目がありません。 Twitter:@GaApps