カデーニャ

女子の悩みを解決!? トイレの空き状況がわかる「小田急アプリ」を試す

 基本的に女子トイレはいつも満室だ。

 とくに駅のトイレ問題は、通勤や通学を急ぐ女子の悩みの種。駆け込んでもすぐに入れるなんてことは滅多にないので早々に諦め、用を足すためだけにカフェに入り一杯コーヒーを注文! なんてことも。コーヒーを飲むとまたトイレに行きたくなる。女子って大変。

 駅のトイレが空いているか空いていないのか「事前に知れたらなあ」と思う人は多いはず。そんなあなた、「小田急アプリ」をご存知だろうか?

 2017年6月、小田急電鉄株式会社が、小田急線に「KDDI IoTクラウド ~トイレ空室管理~」を導入した。個室トイレの扉に開閉センサーを設置し、利用状況をリアルタイムに可視化。これによって「小田急アプリ」を使う利用者がトイレの空室状況を把握できるようになる。

小田急アプリ

 「そんな便利なことがあるのか!」と思い、早速アプリをインストールして、小田急線に乗車した時に使ってみることにした。

突然の尿意……、その時トイレの空き状況は!?

 ある日のこと、カデーニャの打ち合わせのため電車に揺られて新宿駅へ。ここでよくあるやつ。そう、突然「あああ、尿意が……」。

 「そうだ! 小田急アプリがあった……! トイレが空いているか見てみよう」トイレに駆け込む前にアプリを確認してみると……。

トイレの開き状況が画面の下に表示されている

 小田急アプリでは構内の地図表示に加えて、画面の下にトイレの空き状況が表示される。今いるのは新宿西口だが、もっとも近いのは左側に表示されている「西口地下改札外」のトイレ。「ガーン( ̄◇ ̄;)」なんと満室。

 しかし、西口から南口までいくには距離が遠すぎて、移動している間に漏れてしまう。人間は尿意には勝てないのだ。どうしようもないが、「まあ少しの我慢か」と、満室表示にはなっているものの並ぶ覚悟で西口のトイレに向かった。

 ところが!なんとアプリでは満室表示なのに、行ってみると空室が一つあるではないか! 嬉しいドッキリ。

 用を足し、すっきり。打ち合わせまでしばらく時間があるので、どのくらいで空室表示になるのか検証。自分が用を済ませて2分経過したが、アプリはまだ満室表示。開閉センサーがすぐにはアプリに反映しない様子だ。

2分経ったが女子トイレの空き状況が解決されない

 4分経過してようやく西口のトイレに「空」が反映された。ただ、この間に5つの個室のうち3つが空いたので、どのセンサーに反応したのかまでは検証できなかった。

4分待ったところトイレが「空き」に。ただし個室の空き状況はわからない

 常に混雑する女子トイレは、センサーの反応よりも人の出入りのほうが早いらしく、すぐには反映されないようだ。仕方ない。今回は満室かと思ったら空室、という嬉しい結果だったが、逆だったら辛いだろうな……。

小田急に確認してみた

 さて、小田急電鉄CSR・広報部に確認したところ「基本的に2~3分の遅れはないと認識しております(1分程度のタイムラグはあります)。詳細な仕組みに関しては、大変申し訳ありませんがシステムの詳細仕様となるため差し控えさせて頂きたい」とのこと。

 また、複数のトイレがある場合でも、どの個室トイレが空いたのかは確認できない仕様になっている点については、「お客さまの利用観点から考えると、どの個室トイレが空いているかではなく、その場所のトイレ施設に空きがあるか分かればよいと考えました。また、お客さまのプライバシーへの配慮の意味合いもございます」とのことだった。

 アプリの開発動機は「昨今のIT技術を利用し、お客さまが快適に駅を利用できる環境は何かを考えた中の 1つのアイデア」だそう。アプリの開発によって女子トイレの混雑が軽減されることはないが、便利になったことには違いない。空き状況の反映がよりリアルタイムに近づくとか、個室ごとの空き状況ではなくパーセンテージで表示するとか、そういった機能のアップデートがあると、緊急の時には頼りになる存在になりそうだ。

この記事は、2017年9月15日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。

Reina

非ガジェット女子。普段は哲学女子。nebulaを運営しています。