【インテリアライフスタイル2012】
ドウシシャ、DCモーター搭載で最小消費電力1.9Wの扇風機「カモメファン」

 デザイン家電や雑貨の見本市「インテリアライフスタイル」が、6月6日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月8日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。入場料は2,000円で、オンラインで来場を事前登録した人や招待状を持参した人は無料。商談を目的とした商業見本市のため、18歳未満と一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

DCモーター搭載で省エネ。7枚の羽根で風を“感じる”扇風機

kamomefan

 ドウシシャのブースでは、DCモーター搭載の扇風機「kamomefan(カモメファン) MOD-LV1202D」が展示されていた。既に発売中で、店頭予想価格は約19,800円。

 モーターにDCモーターを搭載した扇風機で、消費電力は最小で1.9W、最大でも15Wと、省電力な点が特徴となる。風量は台座部のダイヤルで無段階に調節可能。また、風量を示す青色のインジケーターも、リモコン受光部付近に備えている。

 また、羽根はカモメの羽からヒントを得たという7枚羽根。同社では、従来の扇風機のような、風を“浴びる”のではなく、風を“感じる”扇風機としている。

 デザイン面では、中間ポールを着脱することで、卓上扇風機としても使用可能。モーターの出っ張り部分も抑えたスリムな構造になっている。また、風向は上に90度、下に30度まで角度調節でき、サーキュレーターとしても使用できるという。

 本体サイズは370×280×1,002mm(幅×奥行き×高さ)で、ポールを取り外した際の高さは636mm。重量は4.3kg。1/2/4/8時間のオフタイマー、首振り運転、リズム風も備える。リモコンは本体ベース部分内に収納できる。

リモコン受光部の上に、風量を示すインジケーターが表示される風量は台座部のダイヤルで変える。無段階で調節可能という羽根は7枚で、カモメに範をとったデザイン
風向は上方向に90度向けられる中間ポールを抜けば、卓上型扇風機としても使える

 また、同社が2011年に発売した「タワーファン」「リビングファン」のモーターを、ACからDCに変更した新製品「DC Tower Fan MOD-TW12-1D」、「DC Living Fan MOD-LV1201D」も披露された。現在発売中で、店頭予想価格は14,800円前後。

従来モデルの扇風機にも、DCモーターを搭載した。写真は「DC Tower Fan MOD-TW12-1D」リモコンは本体頂部に置く
こちらは「DC Living Fan MOD-LV1201D」」。デザインは昨年発売したものと同じだが、モーターがDCに変更されているリモコンは台座部に入れる

 このほか、9月より順次発売する加湿器、加湿ファンヒーター、ヒーターなど、冬物家電の新製品も展示された。以下、写真を中心に紹介する。

螺旋形状のデザインが特徴のハイブリッド式加湿器「MOD-KH1203」。加湿中は中身が光り、タンク部の水量も一目でわかる仕様となっている。市場想定価格は9,800円前後細長い形状の「MOD-KH1204」はハイブリッド式加湿器。市場想定価格は12,800円前後加湿セラミックヒーター「MOD-CH1203H」は、活性炭フィルター付きで脱臭効果も期待される。本体側面に刻まれたスリットのデザインも特徴的だ。市場想定価格は12,800円前後
こちらは紙でできた加湿器「Rocca 紙 加湿器」。ハート、スペード、クローバー、ダイヤの4つのデザインが用意される。市場想定価格は2,980円前後既に発売中のアロマディフューザーの外装に竹を採用した「MOD-AM1201」。市場想定価格は7,980円前後
こちらは加湿機能がないセラミックヒーター「MOD-CH1204」。首振り運転もできる個人用の暖房器具だ。市場想定価格は9,800円前後高級感のあるガラスパネルを採用したパネルヒーター「DPH-1201」。市場想定価格は9,980円前後





(正藤 慶一)

2012年6月6日 16:40