年末特別企画

日々の気分をちょっと上げてくれたアイテム【私の2022】

ドクターエア エクサガンハイパー REG-04。カラーはローズピンクのほか、アイスブルー、リーフグリーン、パールホワイト、マットブラック。ローズピンクは目立つカラーなのでカバンの中などに入れてもみつけやすい

リモートワークにもすっかり慣れた2022年。発表会、取材、打ち合わせなどでも、実際に行くだけでなく、リモートで行なうことが増えた。パソコン仕事が増えるとどうしても気になるのが姿勢や肩こり。定期的にストレッチをしているつもりでも、一日終わるとむくみや痛みを感じることも。

そこで頼りになったのが「ドクターエア エクサガンハイパー REG-04」。本体の重さは約220g、サイズは88.2×35×128mm(幅×奥行き×高さ)でとてもコンパクト。充電はUSB給電で、充電時間は約2時間、電池持続時間は最長約13時間だ。

これだけ小型だと、デスクの上に置きっぱなしにしても邪魔にならず、いつでも使いたい時に使える。本体底部のボタンでモードを切り替えると、振動回数が変わる。それぞれモード1が約2,000回/分、モード2が約2,500回/分、モード3が約3,000回/分、モード4が約650回/分(フェイスモード)。付属のアタッチメントは3種類あるので、自分の好みにあわせて調節するのも簡単。

底部分のボタンでモードを切り替える
好みにあわせてアタッチメントを選べる

よくやるのは、仕事の合間のマッサージ。原稿の構成や企画を考える時に片手で本機を持って、背中や脇腹をマッサージする。自分でストレッチしようと思うと、背中は意外とほぐすのが難しいけれど、これならしっかり届いて気持ちがいい。運動をしている家族などは、練習の後に身体をほぐすのに使うこともある。小型で操作が簡単なので、使う人を選ばないところも気に入っている。1回に使う時間が短いせいもあるかもしれないが、電池の持ちがよく頻繁に充電しなくてすむ点も使いやすい。これからの季節はブーツを履いたあとの脚のマッサージなどに活躍しそう。

マグネットが秀逸だったタブレット防水ケース「MAGCASE T」

リズムのタブレット防水ケース「MAGCASE T」にiPadを入れたところ

マッサージしてもどうしても疲れがとれないときはお風呂が1番。ということで、家で仕事をしている時ほど、お風呂の時間が長くなる気がする。平日は家族もリモートワークで家にいることが多いので、ひとりになれるお風呂の時間は貴重だからかもしれない。

お風呂で温まりながら、読書をしたりドラマを観るのも楽しい。実は今までは防水の保存袋にスマホを入れて持ち込んだりしていたけれど、洗髪などするときは邪魔になるので1度脱衣所に避難させるということがあり、何かと不便(それくらい我慢すればよいかもしれないけれど)。

そこで使い始めたのがリズムのタブレット防水ケース「MAGCASE T」。180×5.8~11×265mm(幅×奥行き×高さ)のタブレットで使える防水ケースで、3つのバックルとパッキンをつけることでIPX7相当の防水性能を可能にしたもの。

角度を4段階で調節できるスタンドを備えているが、使い勝手がいいのがマグネット。浴室の壁にぴたっとくっつくので、邪魔にならず、ゆったりと湯船に浸かりながら動画鑑賞ができる。壁にくっついているし、元々の防水性能があるためシャワーの水しぶきなどは気にしなくてよいので、洗髪などの時にも邪魔にならない。

いい感じの角度でタブレットを使えるので首などが疲れにくい
スタンドのほかマグネットを備える
浴室の壁にマグネットではりつけて使っている

連載を再開したHUNTER×HUNTER(電子書籍)を、スマホの小さな画面で拡大しながら読んでいた時はさすがに文字が多くてちょっと大変だったけれど、タブレットにしたら文字が読みやすい!お風呂でコンテンツを楽しむならやはりタブレットだった!

防水ケースはお風呂だけでなく、料理中にも便利だった。タブレットでレシピを確認しながら食事の準備やお菓子作りをすると、汚れや調味料などのハネが気になったけれど、防水ケースをつけていれば安心。マグネットで冷蔵庫にくっつけて料理の手順などを確認していた。

スタンドがあるため、お風呂以外で動画をみるときなども、丁度良い角度にあわせられる。しかも、万が一タブレットのそばで飲み物などをこぼしても慌てなくてすむ。充電するときはケースから外すが、それ以外はタブレットをいれっぱなしにしている。

外から帰ってきたら衣類にたっぷりスチーム

ティファールの「アクセススチーム フォース」

さて、家で過ごすことが増えたといっても、仕事や買い物などで外出はする。年末が近づくにつれ、人と会う機会も増える。そこで大切なのが衣類のケアに活躍するアイテム。今回取り上げるのは衣類スチーマーだ。衣類スチーマーは、シワをのばすほか、ニオイのケアや衣類の除菌をするのにも活躍する。筆者の自宅にはいくつか衣類スチーマーがあるが、クローゼットのそばだけでなく、玄関のシューズボックスの上に置いて出しっぱなしにしている。

玄関先で使っているのがティファールの「アクセススチーム フォース」。平均23g/分のパワフルなスチームを出すので、コートなど厚い生地の服に使っている。コードが3mあるのでロングコートにスチームをかけるときなども十分な長さだ。タンク容量は185mlで、頻繁に給水をしなくてすむ。

モード切り替えと電源スイッチを背面に集約
アクセサリーも付属。ウールなど毛足の長い素材の毛を起こしながらスチームをあてることで、ふっくらさせる「アタッチメントブラシ」(左)とシルク等のデリケートな素材を熱から守ってテカリ防止に役立つ「スチームボンネット」
よく使うのは「ターボモード」

立ち上がりは時間はおよそ25秒。タンクに水を入れてスイッチをいれている間に、衣類をハンガーにかけたり、スチームをかける衣類を集めたりしている。トリガーをひくとスチームが吹き出すが、ダブルクリックでロックができる。スチームが自動で吹き出るので指が疲れないところもいい。自立するので、複数の衣類にスチームをあてる際、ちょっと置いておけるのも便利だ。

衣類スチーマーは、出かける前のシワ伸ばしに使うことが多かったが、帰宅後にスチームをあてると、ニオイなどとともに、一日の疲れがリセットできるような気がして、ちょっとした気分転換になっている。毎日の生活の中で、自分の気持ちを上げてくれるもの、ちょっとした気分転換になる時間は大切だとしみじみ思う年末だった。

自分の機嫌をとるのに役に立ったアイテム3選
伊森 ちづる