家電トレンドチェッカー
使い勝手が進化! いま欲しい便利な電気ケトル5選
2023年12月11日 08:05
やはり冬は温かい飲み物が恋しくなる。目覚めのホットコーヒー、食後の緑茶など温かいドリンクでホッと一息つきたいところ。そんな時に便利なのが、短時間でお湯を沸かせる電気ケトルだ。
なかでもおすすめは、容量0.6〜0.8Lのコンパクトモデル。カップ1杯は約140mlとされており、1〜2杯分のお湯を沸かすだけなら十分事足りる。本体サイズが小さいため置き場所に困らず、卓上に出しっぱなしにしておくのもいいだろう。
そこで今回は、使い勝手が良い小容量タイプの最新ケトルを紹介。小さくても温度調節や保温機能を備えたものや、デザインにこだわったモデルなどが展開されている。自分の生活スタイルに合った電気ケトルをぜひ見つけてほしい。
シロカ、倒れても湯がこぼれにくい安全設計
シロカからは、安全性を高めた設計の「電気ケトル SK-A151」が登場。カップ1杯分(140ml)の湯沸かし時間は約60秒で、注ぎ口が細くコーヒーのドリップにも最適とする。直販価格は4,980円。
ふたの構造により、湯沸かしの際に本体から立ち上る蒸気の量を抑えられるため、熱い蒸気に触れてやけどをする恐れが少なく、安心して使えるという。また、本体が倒れてもお湯がこぼれにくい「給湯ロックボタン」を採用。湯沸かし時に本体表面が熱くなりにくい点も特徴とする。
本体サイズは222×143×190mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約0.9kg。定格容量は0.8L。電源は100V(50/60Hz)。電源コード長は約1.3m。カラーはブラックとグレーの2色展開。
象印、ナチュラルカラーでコロンとしたデザイン
象印マホービンは、ナチュラルカラーを採用した小容量タイプの電気ケトル「CK-SA型」を発売。満水容量0.6Lの「CK-SA06」と、0.8Lの「CK-SA08」の2機種をラインナップ。直販価格は順に8,228円、8,778円。
カップ1杯(140ml)あたりの湯沸かし時間は約60秒。給水も手入れも簡単な「軽くはずせるふた」、ロックボタンと連動して注ぎ口が開閉する「注ぎ口 ほこりブロック」を備える。倒れてもお湯がこぼれにくい「転倒湯もれ防止構造」、外側が熱くなりにくい「本体二重構造」など安全性にも配慮。
CK-SA06/CK-SA08の順に、本体サイズは23×16×16cm/23×16×17cm(幅×奥行き×高さ)で、本体の重さはどちらも0.8kg。湯沸かし時の消費電力はどちらも1,300W。カラーはCK-SA06がダスティグリーン、サンドグレー。CK-SA08がサンドグレー、チェスナットブラウン。
タイガー、創立100周年記念のレトロ柄復刻シリーズ
タイガー魔法瓶からは、創立100周年を記念した「レトロ柄復刻シリーズ」の「蒸気レス電気ケトル PCK-T060」が登場。直販価格は10,800円。
カップ1杯分(約140ml)が業界最速の約45秒で沸騰するのが特徴。蒸気を外に出さない蒸気レス構造や、万一倒れた場合でもお湯もれを最小限に抑える転倒お湯もれ防止構造を採用し、注ぐときに触れる取っ手には抗菌加工が施されている。
本体サイズは約159×250×201mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.81kg。容量は0.6L。消費電力は1,300W。ラインナップはポピー柄、オレンジストライプ柄の2種類。
EPEIOS、一度沸騰させて好みの温度で保温できる
EPEIOS JAPANの「電気ケトル COVE(コーヴ)」は、波が低く風も穏やかな入り江(COVE)をイメージした半円形の持ち手が特徴。直販価格は9,980円。
設定温度まで加熱した後に保温を開始する「加熱モード」と、100℃に加熱して設定温度まで自然に冷却した後に保温する「煮沸モード」を搭載。40℃から100℃まで1℃単位で温度調整ができるため様々な飲み物を楽しめる。保温時間は1時間単位で調整でき、最大24時間の保温が可能。
本体サイズは20.6×13.6×26.5cm(幅×奥行き×高さ)。容量は0.75L。消費電力は1,200W。カラーはブラック、ホワイトの2色展開。
HARIO、茶葉の煮出しや温度調節ができる
HARIOの電気ケトル「Craft Tea Maker」は、茶葉に合わせた温度や煮出し時間を設定して、本格的なお茶を簡単に淹れられる。直販価格は11,000円。
煮出しと保温時間は5/15/60分の3段階、温度は45/80/93℃の3段階で設定可能。ハンドル部分で操作ができる。また耐熱ガラス製のため、煮出し具合や中の様子がひと目で分かり、フルーツティー特有のきれいな色合いが楽しめるのも特徴。
本体サイズは165×105×205mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約900g。容量は0.6L。