やじうまミニレビュー

余ったワインの保存に! ボトルの空気を抜けるキャップ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
レコルト「イージーワインキーパー」

 自宅でワインを開けると、いつも飲み切れずに残ってしまう。コルクを差し直して空気が入りにくいようにしても、味は落ちてしまい保存面でも不安だ。

 大体1~2日で飲み切ったり料理に使うようにしているが、それでも余ってしまい捨てることもしばしば。そこで購入したのが、レコルトの「イージーワインキーパー」だ。

メーカー名レコルト
製品名イージーワインキーパー
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,620円

 イージーワインキーパーは、密閉性の高いシリコンの栓でポンピングし、ワインボトル内の空気を抜いて保存できるキャップ。ボトル内の酸素を減らして、ワインの酸化を防ぐという。

 日付マーカーも付いており、開栓日を把握することも可能。オリーブグリーンとボルドーレッドの2色セットで販売されている。

オリーブグリーンとワインレッドの2色セットで販売
正面の白い部分が日付マーカー
シリコンの栓でワインボトル内の空気を抜ける

 さっそく飲みかけのワインに使ってみた。使い方は簡単で、ボトルの口にキャップをはめて上からプッシュする。何度かポンピングさせると抵抗が強くなり、空気が抜けているのがわかる。日付マーカーの数字が見えてきたらポンピングができている証拠。

 なお、空気の抜け具合は、日付マーカー横にある「H/L」の表示で確認できる。数字の位置が「H(High)」にあれば、空気がしっかり抜けていて、「L(Low)」の位置にあれば空気の抜けは少なめ。

ボトルの口にキャップをはめる
手で押してポンピング。だんだん抵抗が強くなってくる
空気が抜けると日付マーカーが見えてくる。「H(High)」の位置に数字がくれば、空気がしっかり抜けている証拠

 あとは、キャップを回して日付マーカーを調整。5月14日に開栓したので、14の位置に合わせた。

 今回は、同じ赤ワインを2本買って同時に開け、同じ量だけ余らせてみた。ひとつはイージーワインキーパーをはめて保存し、一方はコルクを差し直して保存。

 3日後に飲み比べてみると、コルクを差した方は開栓直後よりも渋みが出ていたのに対し、ワインキーパーを使った方は味が変わらなかった。差が歴然! という訳ではないが、味にこだわりたい人にはオススメだ。

日付マーカーはキャップを回して調整する
開栓日に合わせた
同時にワインを開けて、イージーワインキーパーとコルクでそれぞれ保存。味を比較してみた
ボルドーレッドは赤ワインに、オリーブグリーンは白ワインに使えばわかりやすい

 また、保存面での不安も解消された。飲みきれなかったら捨てることもあったが、ワインキーパーを使うようになってからは冷蔵庫に入れておけば1週間くらいは安心して保存できる。開栓日がわかるため、これいつ保存したんだっけ……となることもない。

 2色セットなので、ボルドーレッドは赤ワイン用、オリーブグリーンは白ワイン用と使い分けられるのも嬉しいポイントだ。

西村 夢音