ぷーこの家電日記

第621回

この時期は暑熱順化が大切。今年の夏も暑いぞ!

大雨の影響でちょっとだけ気温が下がったけれど、5月からとにかく暑い。非常に暑い。毎年夏は「夏ってこんなに暑かったっけ?」って思うほど暑いけれど、今年は「5月ってこんなに暑かったっけ?」となった。今までも夏日はあったけれど、夏真っ只中みたいなのは初めて。気温のジェットコースターに体が堪える。

エアコン入れるのは6月からにしようと思っていたけれど、暑さと湿気に全然耐えられずに5月半ばから入れてしまった。エアコンの寿命は10年が目安といわれていて、我が家のリビングのエアコンはちょうど丸10年、今年で11年目に突入だ。何の問題もなく稼働してくれてホッとした。本格的に暑くなる前の試し運転のつもりだったけれど、快適すぎてもう止められない。

そして止められない理由がもう一つ。エアコンは問題なく動いているのに、エアコンのリモコンが壊れたのだ。試し運転から半日くらいして、「もう1℃温度上げよう」と思ってリモコンで温度設定のボタンを押した瞬間にビロビロビローと画面がチラついて消えた。

別のボタンを押してみるとまた同じように画面がビロビロビローと変な表示がされるだけ。なんじゃこりゃと電池を入れ替えてみても改善せず。エアコンより先にリモコンが壊れることなんてあるんだなぁ。エアコンが壊れるよりラッキーか。なぁんて思ったけど、リモコンないと流石に困る。

エアコンのリモコンは、運転のON/OFFと温度の調整以外にも冷房/除湿/暖房の切り替え、風の方向や風量、タイマーなどに加えて機種によってはおそうじ機能やイオンによる脱臭機能などなど、独自の機能も多い。テレビよりも機種に依存するものが多い気がする。

買うにしても純正しかないよなと思いながら調べてみると、Amazonで4,000円程度だった。買わなきゃ調整できないし、買うしかないのだけど、4,000円がもったいない気がして思い切りがつかない。あと何年使えるか分からないエアコンのリモコンで4,000円。非常に悩ましい。

そういえば、以前何かで見たことがある。メルカリでリモコンは需要が高くよく売れるという話を。試しにメルカリで見てみると出てくる出てくる。1,000円程度で我が家のエアコンのリモコンが多数出品されている。メルカリすごいな! と感動しつつ、目の前にビロビロと変な挙動をしているリモコンが見えると、「中古品がまた変な動きしないよね!?」とちょっと疑心暗鬼に陥り即決できない。

悩ましい。非常に悩ましい。そんなこんなで早くも数週間、温度ひとつ調整せずエアコンを稼働させている状態。遅かれ早かれ買わないと不便なので買うことになるのだろうけど、どちらを買うかなかなか決められずにいるのでありました。

梅雨より先にやってきた夏。早すぎる夏の到来に、畑に植えていたピーマンが早くも実をつけて収穫できるようになってきた。「もう採れるの!? 早くない?」とびっくりしたのだけど、やっぱり今年は暑くなるのが早いんだなと実感。もっと暑い真夏も辛いけれど、体が1番辛いのは、夏に慣れていない今の季節な気がする。

この時期に大切なのは暑熱順化といって、暑さに順応する体づくりだ。私は元々体温と水分が籠りやすい温熱体質で、体温調整が非常に下手だ。熱と水分を発散するのが下手なのですぐに汗疹ができたり、熱中症になりやすかったり寝苦しかったりする。

暑熱順化がうまくいって、パチっと夏スイッチが入ったら、急にドバドバ汗をかいて体温調節ができるようになって、暑い夏を結構快適に過ごせるのだけど、このスイッチが入るまでがなかなか辛い。畑で作業していてもすぐにバテて休憩。水分補給はしっかりするけれど、上手に汗がかけないものだから、お腹が水分でチャポチャポするだけで体が全然冷めない。顔が赤くなって、無理すると熱中症になりそうだからと、騙し騙しエアコンが効いた車の中で休憩しつつ動くような感じだ。

無理しない程度に適度に体を動かしつつ、ストレッチをしたり、ゆっくり湯船に浸かったりして、少しずつ暑さに慣れさせていくこと2週間。6月に入ると同時に「夏の準備できました!」という感じで、いきなり汗腺が仕事し始めた。かなりの汗っかきなのはちょっと恥ずかしいくらいなのだけど、おかげで今年も夏バテも熱中症も患わず乗り切れそうだ! 適度な運動などの他に今年、私が暑熱順化のタイミングで助けられたのは雑草「スベリヒユ」である。

スベリヒユは私の畑にも、そこら辺の道端にも結構どこにでも生えている雑草。山形の方では「ひょう」という名前で野菜として食べられているようだけど、他の地域ではあまり馴染みがない。

ちょうどこれくらいの時期から畑でも姿を現すのだけど、これは中医学では「馬歯けん(ばしけん。けんはくさかんむりに見)」と呼ばれて生薬として用いられる。抗炎症作用に抗菌作用に解毒作用、その他むくみや余分な水分を排出する利尿作用にも優れている。まさに雑草界のスーパーフードなのだ!

昔、漢方医から水分と熱から来る湿疹にスベリヒユを勧められたのをきっかけに知った草だけど、「どこにありますか?」「そこら辺に生えています」と、まさに「そこらへんの草でも食わせておけ!」という翔んで埼玉の1シーンを彷彿とさせて、思わず笑ってしまい印象に強く残っている。水分、カリウム、マグネシウムが豊富で、体を冷やす食材とされているので、熱中症の予防にも最適な食材だ。

自然とはよくできているもんで、夏の食材には体を冷やす効果があったり、冬の食材には体を温める効果があったり、旬のものを食べると自然と体が調整されるようにできていて、スベリヒユもまさに5月下旬頃から畑で見かけるようになった。

雑草を抜きながら、雑草界のスーパーフードだけは食材としてお持ち帰り。ちょっと粘り気と酸味があるスベリヒユ、おひたしなどで食べるとなかなか美味しいのである。もちろん食材なので急激な効果の実感はない。でも、そこら辺の草で熱中症が防げるなんてお得すぎるにも程がある!

しかもスベリヒユの花言葉は「いつも元気」なのだ(笑)。適度な運動と睡眠と水分補給、そしてそこら辺の草「スベリヒユ」なんかも食べつつ、いつも元気に夏を乗り切る準備を進めたいと思っているのであります。もちろん、我慢せずエアコンも適宜使っていきましょう! 私はそろそろリモコンを買わねば!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。