やじうまミニレビュー
三菱レイヨン「クリンスイ タンブラー浄水器(スポーツタイプ)」
~水を入れて振るだけ。持ち歩けるタンブラー型浄水器
by 正藤 慶一(2013/5/9 00:00)
浄水器というと、蛇口に取り付ける「蛇口直結型」、冷蔵庫に入る「ポット型」などが有名だが、最近は“タンブラー型”なるものも登場している。それが、三菱レイヨン・クリンスイの「クリンスイ タンブラー浄水器(スポーツタイプ) TM804」だ。
この製品、内容量250mlのフタ付きタンブラーなのだが、タンブラーの中に浄水カートリッジが付いている点が特徴。タンブラーの中に水道水を入れることで、残留塩素などを取り除き、浄水した水が飲めるというわけだ。
メーカー | 三菱レイヨン・クリンスイ |
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製品名 | クリンスイ タンブラー浄水器(スポーツタイプ) TM804 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,780円 |
容器のサイズは74×171mm(直径×高さ)と、タンブラーとしてはごく普通のサイズで、片手で簡単に掴める。容器は透明で、中には白い浄水カートリッジがセットされているのが丸見えになっている。重量は135g、満水時でも400gと軽い。カートリッジの上にある緑色のパーツはカートリッジを固定するためのホルダーで、ほかにピンク、ブルーのカラーバリエーションもある。
フタのカラーは黒。フタについているフラップを開閉することで、フタ全体を取り外さずに飲んだり、栓をしたりできる。これが、「スポーツタイプ」という名が付いている理由。このほか、飲む際はフタをすべて取るタイプもある。
使い方は、カートリッジをホルダーに取り付け、タンブラー内に水を入れる。そして、タンブラーのフタを閉め、本体を横にして振り、水を濾過する。なお、初回使用時は最初に振った後の水を捨てるよう指示されている。
さっそく水を入れて振ってみた。水は満水にすると濾過の効果が発揮されないらしく、ホルダーの下あたりが目安となるが、泡立つほど振る必要はないとのこと。カートリッジの交換時期を示す機能はないが、説明書によると浄水の効果が薄く感じられた時が交換時期になるとのことだ。
フタのフラップを開けて飲むと、確かに水道水とは違う! 飲んだ後のカルキの味やニオイはほとんどなく、口当たりはとてもマイルドでおいしい。浄水器の効果は確かにあったようだ。
何度か試してみたところ、軽く振っただけだったり、振ってすぐ飲んだりすると、水道水っぽい感じが残る印象だ。振る時間を延ばしたり、しばらく置いておくと、ちゃんと浄水効果が出るようで、“水道水感”はほとんど感じられなかった。
意外だったのが、フタが頑丈にできている点だ。カバンの中に入れても、フタが勝手に外れたり、こぼれることはまったくなかった。もしかすると、カバンの揺れで浄水効果も期待できるかもしれない。
なお、本製品はあくまで水道水専用品となる。例えば川の水を入れて飲む、というような用途には適していない。また、お湯やお茶を入れてはいけないし、保温・保冷効果もない。
使う前は、果たして水道水だけで使い道があるのかと疑問に思っていたが、これが便利だった。何しろ、わざわざペットボトルのミネラルウォーターを買わなくても、水道水を入れるだけで手軽においしい水が作れる。容量は250mlなので、ペットボトルに比べれば容量は少ないが、それならまた水道水を入れれば良いだけだ。
本格的なアウトドアに使うよりも、ちょっとした外出や、仕事中のデスクに置いておくなど、身近な普段使いの方が向くかもしれない。本格的な蛇口直結型、ポット型浄水器よりもコンパクトなので、ストレスもなく簡単に導入できる。交換用カートリッジが3個2,480円と決して安くない点は不満だが、これがなかったらただのタンブラーになってしまう。
ミネラルウォーターをいちいち買うのは面倒くさいが、浄水器を導入するのもまた面倒くさいという人には、このクリンスイタンブラーをお勧めする。確かな浄水効果をぜひ味わっていただきたい。