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“こだわりの水を体感できるカフェ”が原宿にオープン
(2013/12/10 15:11)
三菱レイヨン・クリンスイは、カフェ「MIZU cafe(ミズカフェ) PRODUSED BY Cleansui」を東京・原宿に12月11日よりオープンする。
MIZU cafeは、家庭用浄水器メーカーの三菱レイヨン・クリンスイがプロデュースしたカフェ。アルカリイオン水や炭酸入りの水など様々な種類の水を体感でき、それらの水を使った料理を味わえる点が特徴。
具体的には、客が席に着いた時に出されるウェルカムドリンク(冷水)が、浄水(クリンスイ)、炭酸入りの水、アルカリイオン水の3種類から選べる。一般的な水道水と飲み比べることもできるという。
また、フードやドリンクの調理にも、食材に合わせてこれらの水が使われており、素材の美味しさを引き立てるという。皿洗いにも浄水を使用するほど、こだわりが徹底している。
内覧会では、MIZU cafeのランチメニューの一例が振舞われた。メインはパスタとドリアの2択だ。パスタはアルカリイオン水で茹でることで、もちもちの食感に仕上がり、ドリアのお米は浄水で研ぎ、アルカリイオンを足して炊くことで、ふっくらと炊きあがっているという。記者がドリアを試食したところ、クリームソースと絡んでも、お米の粒感がしっかりと残っていて、歯ごたえはふっくらと美味しく感じられた。
ちなみに、夜のアルコールメニューでは、ウイスキーの水割りを浄水、アルカリイオン水、微炭酸水などから選べるそうだ。
店の入り口には、誰でも使える無料のドリンクサーバーを設置する。この水はミネラル分が入っていない硬度ゼロの超軟水だ。また、入口脇には、炭酸泉のハンドスパを体験できるカウンターも用意し、待ち時間や食事の後に使って、手のすべすべ感を体験できるという。
三菱レイヨン・クリンスイは、浄水器の開発、販売に留まらず、水に関するソリューションを提供する企業へと事業領域の拡幅を目指している。三菱レイヨン・クリンスイの池田宏樹営業本部長は、「そのためにクリンスイブランドの価値を高める必要がある」と語る。
今回新たにカフェをオープンするのは、「ブランド価値を実際に体験し、顧客と直接コミュニケーションするために、カフェというシチュエーションがベスト。我々の目指すものをダイレクトに伝えられる」と判断したためという。
三菱レイヨン・クリンスイの島田勝彦社長は、MIZU cafeを通して「クリンスイの水へのこだわりや、水の魅力を伝えたい」と語った。
MIZU cafeの所在地は、渋谷区神宮前6-34-14。最寄駅は明治神宮前駅、原宿駅。営業時間は10時から22時。