やじうまミニレビュー

サンワサプライ「USB保温保冷器」

~保温も保冷もこれ1台! 飲み物をちょうど良い温度でキープ
by すずまり


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


USB保温保冷器 USB-TOY42

ドリンクの温度をできるだけキープしたい! 

 冷えたアイスコーヒーがおいしい季節だが、仕事に夢中になっているうちに、かなりぬるくなっていてガッカリ……ということはよくある。逆に、暖かいコーヒーが冷めてしまうこともしかり。温度が大きく変わると、飲み物本来のおいしさが激しく損なわれるから辛い。個人的には、温かいドリンクが冷めたときに比べ、冷えたドリンクがぬるくなった時の方が落胆が大きい。

 今回ご紹介する「USB保温保冷器」は、そんな悩みを解決してくれる製品だ。

 


メーカーサンワサプライ
製品名USB保温保冷器 USB-TOY42
希望小売価格4,179円
購入場所amazon.co.jp
購入価格2,168円

 

 「USB保温保冷器」は、その名の通り、パソコンのUSBポートに接続して使う、ドリンクの保温と保冷の両方に対応したアイテム。保温と保冷、どちらか一方の機能を持った製品はよくあるが、保温と保冷の両方に対応しているという点が最大のポイントだ。要するに、冬でも夏でもこれ1台で対応できるというわけである。また、フロンを使わず、コンピュータのCPU冷却などにも使われているという、環境に優しい「ペルチェ素子」を使用しているのも特徴だ。

 本体サイズは約85×140×37mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは370g。1mのUSBケーブルのほかに、直径64㎜のプレートと、保温と保冷の切り替えスイッチ、状態を表すランプが1つついているだけというシンプルな構造。電源スイッチはなく、電源を入れる際には、USBケーブルをポートに差し込めばよい。

外観プレートの直径は64mm。冷却にはペルチェ素子が使用されているという
LEDランプ(赤/緑)と、温冷切り替えスイッチ裏側にはファンがついているため、稼働時にはファンの音がする

 このプレート上にドリンクを置くと、室温26度のときに、保冷なら約15℃、保温では約40℃という温度を維持してくれるというのである。

 冷えた缶コーヒーを置いて、いつものようにちびちびと飲んでみた。仕事に夢中になっていると、いつものようにコーヒーの存在を忘れてしまった。再び気づいて最後の一口を飲んでみたところ、なんと、さっきよりも冷えていたのである! 開栓時の冷たさとまではいかないが、いつもの残念感たっぷりの生ぬるい感じは全くなく、「まだ冷えている」と感じるレベルをキープしていたのだ。

プレートに缶コーヒーを乗せて保冷している例。最後の1口がぬるくならない保冷時の水滴の温度は16℃だった(室温28℃)ひんやり冷たくて気持ちいい保温時の水滴の温度は49℃だった(室温28℃)触ると熱いので要注意

缶コーヒーは、確かに冷えていた! 一方で、グラスや陶器のカップには不向き

 実際どのくらいの温度が維持されているのか気になったので、内容量190gの缶コーヒー2つで比べてみた。季節的に冷たいほうがいいだろうということで、どちらも直前までキンキンに冷やしておき、室温28度の状況下で開栓。1つはすばやく「USB保温保冷器」の上へ、もう1つは保冷せずにそのまま放置してみた。途中で飲んだりはしなかった。

 開始時はどちらも1℃だった缶入りのアイスコーヒーだが、1時間後、保冷なしは18℃になっていたのに対し、保冷ありだと15℃だった。さらに1時間放置したところ、保冷なしは24度まで上昇していたが、保冷ありは18℃であった。ここで初めて口をつけてみたが、保冷なしは「ぬるい」と感じ、保冷ありのほうは、「冷たいとはいえないが、まだ冷えている」と感じられるレベルを維持していた。ずっと15℃を維持というわけにはいかなそうだが、少なくとも1時間後までは15℃を維持していたのだから、すばらしい。これなら安心して利用できそうだ。

実験開始時のコーヒーは、どちらも1℃1時間後、保冷したコーヒーは15℃1時間後、保冷しなかったコーヒーは18℃

 実のところ購入当初は、グラスやカップの飲み物をこのUSB保温保冷器に乗せて使っていた。だが、グラスにいれたアイスコーヒーや、陶器のカップに入れたホットコーヒーは、いずれも時間の経過とともに順調にぬるくなってしまい、いまひとつ効果が感じられず困っていたのだ。しかし缶に変えたとたん、ハッキリ効果が分かった。

 オフィスで、ステンレス以外のマグカップ等を利用されている方は、残念かもしれないが、このUSB保温保冷器が威力を発揮するのは、缶入りドリンクや、ステンレスカップなのである。

 そろそろ暑さも感じるような季節になってきたが、保冷状態の冷えたプレートは触るとひんやりしてとても心地よい。暑さでぼんやりしてきたら、プレートをおでこに当てるというイレギュラーな使い道もある。とはいえ、保温状態では表面が50℃近くまで上昇するため、そんなことをしては,やけどの危険があるので、くれぐれもご注意を。

 おそらく、多くの方が「飲み物を飲み干す最後の瞬間まで、美味しい温度を保てたら」と願っていることだろう。好きな飲み物を好きな温度で味わえるUSB保温保冷器は、快適なデスク環境作りにぴったりのアイテム。ぜひ、これからの暑い季節に、試してみてはいかがだろうか。





2011年 5月 24日   00:00