やじうまミニレビュー
貝印「ペットボトルハンドル」
貝印「ペットボトルハンドル」 |
水分補給が欠かせないこの季節、ペットボトルを手にする機会は多い。自宅で仕事する機会の多い筆者は、節約の意味もあって浄水器を通した水道の水をペットボトルに移して、冷蔵庫で冷やしてから飲んでいる。
ペットボトル自体は軽くて持ちやすいのだが、日に何度も……となると2Lのペットボトルの角が微妙に持ちにくく、ハンドルが欲しいと思ってしまった。そんなことで、東急ハンズを訪れ、手にしたのが貝印「ペットボトルハンドル」だった。
メーカー | 貝印 |
製品名 | ペットボトルハンドル |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | 東急ハンズ |
購入価格 | 336円 |
ペットボトルハンドルという製品名の通り、ペットボトルに取り付けるハンドルである。キャップ部分に取り付けることで、ホールドしやすくなり、持ち上げることも傾けることも楽になるという代物だ。
ペットボトルハンドルはおよそ国内で流通しているほとんどのペットボトルに対応している。キャップに取り付けた際、キャップ直下の出っ張りがロックリングにぶつかる場合は、同梱されている別のロックリングを使うことでフォローできる。取り付け時に気にするところといえば、それくらいで実に使いやすい。形状的に取り付け不可能なペットボトルもあるようなのだが、いまのところ筆者は遭遇していない。
また、ペットボトルハンドルにはフタがついている。冷蔵庫から出して、コップに注いですぐに戻すという場合に便利な機能ではないが、フタが開かないようにロックするボタンもあるため、来客時やアウトドアに活躍してくれるだろう。ただ完全密閉するタイプのフタではないため、横倒しのまま運べるというわけではない。
ペットボトルに水を入れては飲んでいる筆者が、一番うれしいなと思ったのは、じょうごが付属しているところだ。500mlサイズのペットボトルならば蛇口近くに飲み口を寄せればいいだけなのだが、高さのある2Lタイプのだと、流しの深さが浅いため、ペットボトルを思いっきり傾けないと水を入れることができない。
出している水すべてがペットボトルに注がれるわけではなく、こぼれまくっていたのだ。そういった悲劇も、付属のじょうごによって打開されたし、前よりも水が満タンになるまでの時間が短くなった。もちろん、移し替えにも使えるため、けっこう便利な存在だ。
フタの開閉もロックの解除も親指ひとつでOK。またハンドル部の内側が円形でグリップしやすいのも、開閉のしやすさの秘密だ | 付属のじょうごを使って給水中。流しが浅いためアクロバットな角度になっているが、水がこぼれることなくペットボトルに注がれている。導入以前は半分くらい水がこぼれていた |
そして、気になる出し入れ。ハンドルの位置が高いところにあるため、冷蔵庫に入れてある他の容器とぶつかることもなく、予想以上にスッと取り出すことができる。
コップに注ぐときもテコが働くため、ペットボトルそのまま掴むときよりも力を必要とせず、子どもでも楽に扱えそうな感じである。また持ち歩くときも同様で、ややペットボトルの重心をズラして持つことなるので、体感での重量はかなり軽くなっていい感じだ。
冷蔵庫のポケット奥に置いてみたところ。2Lペットボトルを隣接させなければ、取り出しに不便を感じるケースは少なそうだ | 筆者宅の冷蔵庫だと中段ポケットがあり、取り出すとき傾けなくてはならないのだが、ペットボトルハンドルをつけてからは、あまり力を使う必要がなくなった | しっかりと根本を持つと楽に注ぐことができる |
大人数が訪れているとき、アウトドアでお茶を振る舞うときなどに活躍してくれる貝印「ペットボトルハンドル」。筆者のようにペットボトルに水を入れて、水分補給アイテムとして活用している人にもオススメである。何もつけない状態と比べると、格段に楽になるし、価格も安いのでチェックしてもらいたい。
2009年 8月 24日 00:00
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