やじうまミニレビュー
エコでシンプルデザインの無印良品「ソーラークッキングスケール」
by 石井 和美(2016/1/13 07:00)
お菓子作りには欠かせないクッキングスケールは、我が家では非常に出番が多い調理道具だ。
今回紹介するのは、シンプルなデザインで使いやすそうな無印良品の「ソーラークッキングスケール」。ソーラー電池とボタン電池のハイブリッド電源で、電池の消耗が少ないエコな製品だ。
メーカー名 | 無印良品 |
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製品名 | ソーラークッキングスケール「SD-005」 |
購入場所 | 無印良品ネットストア |
購入価格 | 3,900円 |
本体サイズは122×200×40mm(幅×奥行き×高さ)。薄型のデジタルクッキングスケールと比較すると、計量皿の部分が分厚く感じる。これは計量皿の部分に小皿が装着されており、外して使えるようになっている。
最大計量は2kgで、最小表示は500g未満で1gごと、500gを超えて1,000g未満までが2gごと、1,000gを超えて2,000g未満までが5gごと。
明るいところでは、ソーラー電池のみで稼動する。ソーラー電池のみで利用できる明るさのめやすは、60Wの白熱電球の場合は1.4m以内、30Wの蛍光灯では2m以内。
ソーラー部分が影になっても電池駆動に切り替わって安心!
お菓子作りでよく使用する大きめのボウルで計量すると、ソーラー電池部分が影になってしまう。そのため、ソーラーだけで駆動するクッキングスケールは、表示が消えてしまって困ることがある。でも、本製品は電池に切り替わるので、表示が消えてしまうことがないのが嬉しい。
そのため、正確な計量がお菓子の出来を左右するので、お菓子作りでも安心して使用できた。それに文字表示もハッキリしていて見やすい。
通常計量のほかにも、追加計量(袋引き)ができる。先に容器をのせて重量が表示されたら「ON/TARE」ボタンを押す。そうすると0gと表示が切り替わる。その後に、量りたい計量物を乗せれば、軽量物の重さだけが量れるのだ。なお、容器の重さと計量物の重さが2,000gを超えるとエラー表示となる。
計量皿の部分に装着されている小皿を外して逆さにすると、フチが少しくぼんだような形になる。ここにロングパスタを乗せてみたところ、滑ってこぼれることがなく、簡単に計量できた。
オートパワーオフ機能も搭載されているので、うっかり電源を切り忘れても10分後には自動で電源が切れる。
本体の隅にはフック穴がついているので、フックに引っかけて吊り下げ収納ができる。デザインもスッキリしていて、壁に下げて“見せる収納”でもキッチンに映える。
ソーラー電池だけの駆動では、ボウルなどの影になって消えてしまうのが不満だったが、本製品はソーラー電池とボタン電池のハイブリッド製なので、そういったデメリットがなく、何の心配もなく使うことができた。さらにソーラー電池を併用するため、電池の消耗も少ない。
使い勝手がよく、デザインにこだわりがある方にもおすすめしたいクッキングスケールだ。