やじうまミニレビュー
ティファールのフライパンにそっくりなキッチンスケール
by すずまり(2014/5/12 07:00)
料理に欠かせないアイテム、キッチンスケール。今回取り上げるティファールの「ポワール」は、同じティファールのフライパンをモチーフにしている点が大きな特徴だ。かわいいだけではない。これが実はかなり使いやすいのである。
メーカー | グループセブ ジャパン |
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製品名 | ティファール キッチンスケール ポワール |
品番 | BC2502J2 |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,624円 |
ポワールの本体サイズは263×160×31mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は255g。電源は付属の単四形乾電池3本だ。カラーはグリーン、シュガーピンク、ルビーレッドの3色があり、今回はシュガーピンクを使用した。
デザインは、丸い計量トレイに持ち手がついており、計量トレイは濃いめのグレーでさりげない縁取りがある。
極めつけに中央には「お知らせマーク」風の印があしらわれている。「お知らせマーク」とは、ティファールのフライパンやウォックパンに搭載している便利な機能で、食材の入れ頃を模様が消えて知らせる。もちろんクッキングスケールにこの機能はないが、これがあるとティファールのフライパンそっくりに見える。
持ち手に相当する部分には穴が空いているので、壁掛けも可能。掛けてみるとまるでミニフライパン。ティファールらしい遊び心がプラスされたスケールといえる。
そんなフライパンのようなデザインだが、これがなかなか優秀だ。特に際立って高性能というわけではないのだが、むしろこの形だから感じるよさがあるのだ。
計量機能に奇をてらったところはなく、むしろきちんとしている。大きめのディスプレイの周りには電源ボタン、g/ml切り替えボタン、通常・微量モード切り替え/0表示ボタンが並ぶ。軽量範囲は2g~2,000gで、2~200gまでは0.1g単位で表示できる。200~500gは0.5g、500~2,000gは1g単位となる。
g/ml表示切替も可能なので水も計れるし、0表示機能もあるので、容器を乗せてから0gとして計るといった使い方も可能だ。電源を入れてから2分でオートオフになる機能も搭載する。
ディスプレイは持ち手に相当する部分にあるが、これがかなり見やすい。スクエア型のスケールの場合、ディスプレイは計量トレイに近いところにあるため、大きめの容器を乗せると隠れやすい。しかし、ポワールはやや離れた場所にあるため、計量物がディスプレイを塞いで邪魔になりにくい。少量だとあまり気づかないかもしれないが、食材以外のいろんなものを計るようになると、そのよさが見えてくる。
ボタンはタッチセンサーなので、軽く触れるだけで電源のON/OFFができるなど、操作はとても軽やかだ。ディスプレイやボタンが並ぶ面はすべてフラットなので、汚れた指で触っても拭き取りやすいところも魅力である。
そんなわけで、ポワールは見やすいディスプレイ、丸くて広い計量トレイ、軽やかなタッチセンサーでとても使いやすいスケールなのだ。電源を入れて0g表示になったらモチーフの「お知らせマーク」が変化するかも!? と思いきや、さすがにそこまでは作り込まれていなかったが、やっていただけたらかなり面白いかも!