やじうまミニレビュー
ランニングウォッチはスタイリッシュなほうがいい!
〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜
by 南井 正弘(2015/9/4 07:00)
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第5回は、GPSをはじめとした機能性の高さに加え、着けていてカッコイイ! ランニングウォッチを紹介していく。 |
ほぼ毎日走るようになって7年半が経つ。ただでさえ単純なランニングだから、継続するにはいくつかのモチベーションが必要になる。自分にとってはそれが食であり、体形の見た目の変化がハッキリと確認できたことである。それらに加えてGPSを搭載したランニングウォッチがやる気をキープしてくれた。
現在はスマートフォンにGPS機能が搭載されているから、無料のスマホアプリで日々のランニングを計測、記録することも簡単。だが一昔前はそんなことはなく、GPS搭載のランニングウォッチは安くても5万円前後したものである。
そんな2008年当時の筆者は、最初のGPS機能付きランニングウォッチを手に入れたことで、毎日のランニングや、シーズン中は月に一度は出走していたレースのモチベーションがアップしたのである。腕時計ならばスマートフォンをいちいちポケットから出す必要がなく、ランニング中でも簡単に走行ペースを確認できるので本当に便利。よって筆者はスマホアプリをあまり起動しない。
最近はもっぱらスント社のGPSディバイス「AMBIT 3RUN」を愛用している。GPS信号を補足するまでのスピードが速く、表示される文字が大きく視認性が高いこと、そして距離測定の正確性に優れていることがお気に入りの理由だ。
メーカー名 | SUUNTO |
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製品名 | AMBIT 3RUN |
購入場所 | SALOMON SUUNTO ici club 神田店 |
購入価格 | 30,000円前後 |
機能的にも優れているが、このブランドで忘れてはいけないのが、デザインのカッコよさだ。ランニングのときだけでなく、普段使いしてもOKなスタイリッシュなデザインは、スントの大きな魅力だと思う。使用しているライムカラーは、特に日焼けした肌との相性もいいしね。
ひとつだけ欠点を挙げるとしたら、kmごとのラップなどを通知するバイブレーション機能が搭載されていないこと。ニューヨークシティマラソンや東京マラソンのように、大勢の観客がいる大会では、「ピー」音だけでは、かき消されてしまうのだ。
最近はアップルウォッチの汎用性の高さにやられて一時期より登場回数が減ってしまった。だが、レースやペースをしっかり把握したいときのトレーニングには、今でも欠かせない存在といえる。