やじうまミニレビュー

ロングフライトに最適! 顔が隠れる「かくれん帽ネックピロー」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
bessed「かくれん帽ネックピロー BET-02」

 眠りに関しては神経質で、新幹線やバス、電車など、公共交通機関ではまず寝られない。他人がいるところに寝顔をさらすのが嫌なのだ。しかし、10時間以上も乗る飛行機ともなるとそうも言っていられない。そこでマスクやアイマスクなどで顔を完全に隠した状態にするのだが、そうなると今度は息苦しくて寝られない……。

 そんな私がやっと見つけたのが、bessedの「かくれん帽ネックピロー BET-02」だ。この製品を一言でいうと、フード付きのネックピローだ。大きなフードで頭から顔の上半分まですっぽり隠せるので、寝顔を気にすることなく寝られる。本体の素材はポリエステル100%で、ジャージやパーカーなどと同じ肌触り。中にはマイクロビーズが入っている。

メーカー名bessed
製品名かくれん帽ネックピロー BET-02
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,000円

 フードはかなり大きめで顔の上半分がしっかり隠れる。私の場合、長時間の飛行だと、マスクをしているのだが、マスクにこのフードをかぶると顔全体が完全に見えない。私のように、寝顔を人に見られたくない、ノーメイクで飛行機に乗りたいという人もこれなら安心して寝られるだろう。

製品本体
大きめのフードが付いている
メーカーのロゴも

 実際に12時間半のフライトで使ってみたが、使い心地はばっちり。周りからの視線はもちろん、あかりもある程度遮られるのに、息苦しさなどは一切感じず楽に過ごすことができた。フード付きのパーカーなどと比べるとかなり大きめの造りで、ゆったりかぶれる。ネックピローも首周りをしっかり支えてくれて、4時間ほど熟睡できた。

 ただ、全体に大きめな造りなので、サイズが合わない人もいるだろう。特に女性で首周りや肩が華奢な人だと、少し大きすぎるかもしれない。ネックピローの中にはマイクロビーズがぎっしり詰まっているので、シートを倒した状態でないと使いづらいと感じた。

首周りのボリュームがあるので、華奢な人にはサイズが合わない
ドイツまでの約12時間のフライトで使ったが、快適だった。移動時はスーツケースの持ち手に固定できる

 個人的には顔がすっぽり隠れるのが何よりお気に入り。これまで長時間のフライトの際には、フード付きのパーカーや、アイマスクなどを、ネックピローとは別に持ち込んでいたが、かくれん帽ネックピローなら1つでその役割を果たしてくれる。

阿部 夏子