やじうまミニレビュー

缶ビールでもクリーミーな泡に! 「ソニックアワーポータブル」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ビールの泡をなめらかにする「ソニックアワーポータブル」

 暖かくなり、ビールがいっそう美味しい季節になってきた。しかし、自宅で缶ビールを飲むと、グラスに注いだときに泡がなくなってしまうことがあり美味しさが半減する。

 そこで購入したのが、キメの細かいビールの泡を作れる「ソニックアワーポータブル」だ。

メーカー名タカラトミーアーツ
製品名ソニックアワーポータブル
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,391円

 ソニックアワーポータブルは、超音波振動でビールの泡を生成するというもの。本体横にあるソニックポイントをグラスに押し当てると、超音波振動がビールに伝わりキメ細かい泡を作ることができる。

 サイズは108×35×78mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクト。小型なので自宅で使う以外にも、バーベキューなどアウトドア時にも持っていきやすい。電源には単三乾電池を3本使用する。

本体
手前の丸い部分がソニックポイント。ここから超音波を発する
上部に電源ボタンを備える

 使い方は簡単。グラスにビールを注いだら、本体の電源をONにしてグラスの横に当てるだけだ。すると、ビールの液体部分に気泡がシュワシュワと集まり、泡が立ち上がってきた。超音波を発しているときは、本体のLEDランプが光るのでわかりやすい。

 実際にビールを飲んでみると、口当たりはかなりクリーミー。普段飲んでいる缶ビールだが、なめらかな泡のおかげでいつもより上品な味わいに感じた。

 泡を作るコツとしては、泡がある部分より少し下あたりに本体を垂直に当てること。片方の手でグラスをしっかり支えると当てやすい。なお、使用するグラスはガラス製が適している。側面が厚いジョッキグラスでは、超音波振動が伝わらず泡が生成されないので注意が必要だ。

缶ビールをグラスに注ぐ。気泡は大きめ
使用するときは本体をグラス横に当てるだけ
液体部分がシュワシュワとしてきて、キメ細かい泡に。超音波を発しているときはLEDランプが光る

 ソニックアワーポータブルは、泡をたくさん作るというよりは、キメ細かい泡を作るのに適している。一度試しに長時間グラスに当ててみて、泡をもこもこにしてみようと思ったが、最初に泡ができるとその後はなかなか膨らまなかった。当て続けているうちにビールがぬるくなってしまったので、短時間でパパっと泡を作った方が良いだろう。

 泡がたくさんできるという訳ではないが、キメは確かに細かい。クリーミーで口当たり滑らかな泡を楽しみたい人にオススメできる製品だ。

試しに長時間当ててみたが、一度泡立つとなかなか膨らまない
それでも泡はキメ細かく、クリーミーな仕上がりに

西村 夢音